米国株が軟調でキャピタルゲインを狙うのが非常に難しくなっています。そうなると安定的な収益が見込める配当に目をつける投資家は非常に多いと思います。今回は配当利回りトップ8をご紹介しながら、自社株買いの重要性にも言及していきたいと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株配当利回りトップ8!自社株買いの重要性」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 配当利回りトップ8
- 自社株買い
- 自社株買いの仕組み
- 自社株買いトップ20
- 直近の8銘柄パフォーマンス
- まとめ
配当利回りトップ8
バロンズの記事において、配当利回りトップ8が掲載されてました。配当率ではなく、様々な観点から利回りを重視して抜き出された銘柄になります。
最新のJanus Henderson Quarterly Dividend Indexから始めました。このインデックスは、世界の配当活動を年4回分析し、四半期ごとに世界のトップ配当支払者のリストを掲載。
エネルギーセクターから2銘柄、金融からJPM、通信からVZ、生活必需品からPEP、ヘルスケアからJNJ、そしてハイテクからアップルとマイクロソフトです。
アップルとマイクロソフトに関して(JPMもです。)特に言及されてるのがその自社株買いの多さです。直近は株価軟調ですが、その自社株買いのボリュームは一度確認してみる価値があります。
www.barrons.com
自社株買い
自社株買いの仕組み
自社株買いの仕組みとしては下記イラスト内容になります。
配当金ももちろん増加しますが、なによりも株価上昇に効果が非常に大きいです。米国企業は自社株買いに積極的ですが、特にアップルやマイクロソフトは非常に額が大きいです。
自社株買いトップ20
1位のアップルは約11兆円(年間)、5位のマイクロソフトは約3兆円(年間)です。もし今後この余りあるキャッシュを成長分野だけでなく、成熟していく事によって配当金に偏る事を考えると将来は株価停滞しても利回りが大きくなる可能性は十分考えられます。
JPMも自社株買いが非常に多く、こちらも継続的に投資先として人気がある理由がよくわかります。(6位)
*トップ20社でSP500の自社株買いの50%以上を占めています。
finance.yahoo.com
直近の8銘柄パフォーマンス
年初来チャートをみていても、実は今回自社株買いの上位、アップル・マイクロソフト・JPMが非常にパフォーマンスが悪いです。
エネルギーのXOMとCVXはダントツで、それに他の3銘柄が続いています。よって現時点では配当とパフォーマンス的にXOMとCVXですが、自社株買いのボリューム的に財務を考えるとアップルやマイクロソフト、そしてJPMも魅力的な存在には見えてきます。
年初来チャート
まとめ
では「米国株配当利回りトップ8!自社株買いの重要性」をまとめていきますね!
現在はエネルギーセクターがダントツで利回り・キャピタルが優れています。ただ長期的な視点で見た場合、キャピタルは流石に今年で一旦の頭打ちの可能性もあります。中期的・長期的な観点で利回りを考える場合は自社株買いのボリューム=キャッシュフローが潤沢となるので、その視点から配当利回りも含めて戦略を考えるのは意味があると考えています。
今回ご紹介した銘柄や自社株買いに関して是非一度検討してみてください。
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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