今日は理由なき反発と言えそうです。ナスダックは3％近く上昇してほぼ前回の急落を全戻ししています。GDPの発表がありましたが、それで利上げを緩めるという話でもなく、好決算がマーケットを後押ししたという解釈もありますが、それにしても反発が強すぎます。
敢えていうならリバランス含めての可能性が高いと思っています。ではアップルやアマゾンの決算含めてみていきます。
米国株投資家もみあげの「理由なき急反発！アップルとアマゾン決算明暗」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
- マーケット総括
- アップルとアマゾンの決算
- アップル決算
- アマゾン決算
- まとめ
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ4月28日
ダウ +1.85%
ナス +3.06%
SP500 +2.47%
ラッセル +1.8％
MY PF +0%
マーケット総括：寄り底・反発相場
強セクター：コミュ・テック・エネ
バリューvsグロース：大型グロース
*質問OK#AAPL #AMZN 決算詳細あり pic.twitter.com/b73aNYI5N4
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年4月28日
アップルとアマゾンの決算
アップル決算
・AAPLQ2 EPS $1.52 vs. $1.43 Est.; Q2 Revs. $97.28B vs. $93.89B Est
自社株買い900億ドル、配当率5%up
→時間外は最初+3％で移行していました。
ただその後のカンファレンスコールで
・来期の業績が供給制約により前年同期比で40億-80億ドルのマイナス影響を受けると発表した。
・また来季の売上に関して言及を避けました。
→時間外で-3.6%に沈んでいます。サプライチェーンリスクがまだ高い事も表明しています。今日かなり強く上昇（時間内+4.5％）したので、これでトントンといったイメージがあります。
アマゾン決算
・AMZNQ1 Loss ($7.56); Q1 Revs. $116.44B vs. $116.30B Est
RIVNの損失7.6Bを含む
→時間外-9.5%で推移
これは売上もEPSもオオコケしています。
アマゾン $AMZN の決算 売上予想と同じ、EPS下回る。ガイダンス弱い。
AWS好調。(営業利益○)
小売と広告の売上は予想を下回る。
売上7％増
小売3％減⁰AWS 売上40%増 $18.4B (予想$18.3B)
Rivian株価下落で営業利益減少
為替レートにより売上高が$1.8B減少
為替影響が。クラウドが牽引🐽 pic.twitter.com/NYPMJwQ9QH
— ブタ丸🇺🇸から米国株情報 (@Butamaru_Butako) 2022年4月28日
まとめ
では「理由なき急反発！アップルとアマゾン決算明暗」をまとめていきますね！
アップルとアマゾンの決算が明暗を分けていますが、これでGAFAMで普通に決算をクリアしたのがMSFTだけとなってしまいました。もちろん地合いも影響はしてると思います。
そして相変わらずすさまじいボラティリティがマーケットに存在しています。
「Bespoke Investment Group によれば、過去 100 取引日のナスダックの平均変動率は 1.6%近くに達し、パンデミックの初期以来最も高い数値となったそうです。Bespoke Investment Groupによれば、パンデミックの初期以来、1日の平均変動率がこれほど高かった期間は、パンデミック以外には、ドットコム不況、2008年危機、2011年の4回だけだという。」
要は全く材料が無い為に、ポジティブな方向に行くというよりはヘッジを解除したりする場合は、その反動で売買してるだけで、何もマーケットの下支えが無いと言えるかもしれないです。今度は明日は今日のテック上げとは逆パターンも警戒しなくてはいけない。本当に疲れますね。
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