先週は債務上限問題で不安定になってたマーケットが政策方面に動きがあってポジティブに反応したことをきっかけに長いレンジを抜けかける方向になって上昇しています。特にナスダックはほぼレンジ抜け。SP500も一旦レンジ抜けしていました。
そんな中で今週の展望です。
先週の振り返りはこちら!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】債務上限問題・FOMC議事要旨・金利とGDP(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 先週の各指数
- 先週の各指標
- 米国市場状況(5月19日まで)
- 5月19日までヒートマップ
- 先週
- 今週の決算スケジュール
- 経済指標
- まとめ
先週の各指数
先週はナスダックが特に強くダウは債務上限問題が重しになり重めになっています。(特にディフェンシブセクターがマイナスで足をひっぱる。)SP500が一旦レンジの上限の4200を超えてきましたが金曜日に一旦利確がはいってレンジギリギリのラインにいるような状況になっています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(5月19日まで)
5月19日までヒートマップ
最も強いセクター)ハイテク
今週はナスダックがブレークアウトするとともにテック大型に資金が入っています。セクターでは表示されていないですが半導体も非常につよくなっています。小型グロースの上昇は限定的ながらもテック系の自社株買いと共に資金が流入されてきてると考えられます。
最も弱いセクター)公益
リスクオンに傾いた週だったのでリスクオフ時に買われる公益は逆にマイナスになっています。また不動産セクターや生活必需品セクターも売りに傾いています。総じてリスクオン方面への資金流入の方が強いという流れだったのがよくわかります。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
最も強いセクター)一般消費財
リスクオフ局面で強めの公益や生活必需品が底堅いですが、とはいってもテックもディフェンシブ的に買われてる状況。特にグーグル・ネットフリックス・アマゾンが非常に強く全体を引っ張っています。よってテックというよりある程度絞り込まれた大型テックが買われてるという形で総括できそうです。
最も弱いセクター)エネルギー
今週は新興国も売られているのでそれと比例してエネルギーも弱くなっています。素材や金融などシクリカル関係はポジションを明らかに削減されているような状況です。
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前 ZIM
クローズ後 ZM
火曜日 オープン前 LOWS、DKS、AZ
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後 NVDA、SNOW
木曜日オープン前 BBY、DLTR
クローズ後 COST
金曜日オープン前
経済指標
入札)
5月23日火曜 2年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
5月24日水曜 5年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
5月25日水曜 7年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
5月23日火曜 サービスPMI NY9時45分 シカゴ8時45分 日本22時45分
5月25日木曜 GDP NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
5月26日金曜 PCE NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
ミシガン大学消費者信頼感指数 NY10時00分 シカゴ9時00分 日本23時00分
その他)
5月24日水曜 FOMC議事要旨 NY14時 シカゴ13時 日本3時
インフレ指数まとめです。
www.momiage.work
まとめ
では「【米国株】債務上限問題・FOMC議事要旨・金利とGDP(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
金利水準は短期は金利高止まりを織り込み、長期は景気の底堅さを織り込んだような形になります。債務上限問題がちらつきますが目先としてはまだ崩れそうな形ではありません。但し楽観にまた近づきつつあり、個人投資家の資金流入が続くようなら一旦の天井も意識しなければいけないような状況に近いとは思います。
先週のコメントです。備忘録
金利は債務上限問題で重く、全体的な指標を見てると中国景気の先行き不安も重しになっています。VIXは横横状況で動いてないですが、全体を見てるともっと下落してもおかしくない状況にも見えるのでそれだけ資金流入も継続してると総括できそうです。
ミシガンが上振れたのがちょっと不穏ですね。
今週はイベント少ないですが、その分マクロ的な情報などインパクトが大きくなりそうです。ただ焦らずじっくり行きましょう。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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