今日はサプライズ的な雇用統計の数字になりました。正に強すぎる雇用統計です。その中身を見ながら今後どのような動きになっていくのか。そして昨日から見えているインフレと景気の綱引きが本格化していく可能性が高い状況を見ていきたいと思います。
米国株投資家もみあげ「【米国株】強すぎ雇用統計!インフレと景気の綱引き本格化」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- マーケット総括
- 注目ニュース
- 強すぎる雇用統計
- 雇用統計見解
- まとめ
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株12月2日
感想:昨日伝えた綱引き・ミックス。正にその状況に
(アップ遅くなりすみません)
ダウ +0.1%
ナス -0.18%
SP500 -0.12%
ラッセル +0.59%
総括:インフレ高止まり警戒、但し景気とミックスでほぼ全戻し
強セクター:素材・資本財#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/HHCOlS4f5N
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年12月2日
注目ニュース
強すぎる雇用統計
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比26万3000人増
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は20万人増
前月は28万4000人増(速報値26万1000人増)に上方修正
家計調査に基づく11月の失業率は3.7%
市場予想3.7%
前月も3.7%
今日は雇用統計がサプライズになりました。(といっても驚くことじゃないかと。)あまりにも強すぎる雇用統計発表で一旦マーケットはインフレ高止まり警戒で売りが走ります。ただ売りが一服すると景気に関してソフトランディング期待が根強いために下げた分をほぼ全戻しする形で終わっています。
下記のグラフを見てわかる通り特に時給が上昇してるのがインフレリスクを高めています。賃金の伸びは市場予想の2倍です。次からはアナリストの見解含めてもう少し見ていきます。
www.bloomberg.co.jp
雇用統計見解
・非農業部門雇用者数は市場予想を上回る増加、賃金は伸び加速
・米利上げペース減速への市場の期待を打ち消す内容に
ここで問題になってくるのは先日のPCEでインフレ減速感が出たのにまたCPIでマーケットはインフレ高止まりを警戒しなくてはならなくなったことです。FEDは簡単に今の姿勢を変えることはできないと思います。そうなるとインフレが今回の雇用統計を受けて時間軸的にいつまで高止まりをするかマーケットは推し量っていくことになりそうです。
いくつかアナリストの見解がありますが自分は下記が最もしっくりきました。
これはまさに悪いタイミングでまずい統計だ。11月30日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を受けて、年末にかけての軌道は市場にとって好ましいものになるとの安心感が広がり始めていた。しかし、この日の堅調な雇用の数字はこうした期待をしぼませるものだ。投資家と米金融当局は、次回の米政策決定の直前に公表される次の消費者物価(CPI)データへの注目度を強めるというのが私の感触だ。
www.bloomberg.co.jp
まとめ
それでは本日の「【米国株】強すぎ雇用統計!インフレと景気の綱引き本格化」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
これで一旦トレンド形成が出来上がったと思います。来週からはさらに細かい経済指標を見ながらマーケットは景気がどのような影響を受けていくかCPIまではボックス圏で見ていきそうだと考えています。雇用統計が本当に投資家を悩ませましたね。
今日の一端の下落からのプット解除による上昇もまだ決め手がないからどちらにも大きな動きができないという状況を表してると思います。投資戦略がまた重要になってきそうです。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は4071.71です。今日も少し高止まり感がでています。
LQDは比較的底堅い。+0.61%
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
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