後、どれくらいマーケットは下落するのか?S&P500の過去データから考える。

米国株分析イメージ

アメリカの株式マーケットは、弱気相場入りしました。

S&P500は、1月4日の高値から22.5%下落。

今回は、過去の弱気相場のデータから、後どれくらい下落するのか?どのような投資行動をしたら良いのか考えていこうと思います。

過去のデータからS&P500が、後どれくらい下落するのか考える。

S&P500は、これから176日かけて、8%下落する可能性があります。

Ben Carlsonさんが書いているA Wealth of Common Senseというブログがあります。

そこでは、1950年以降のベアマーケットのデータが公開されています。

こちらが、S&P500のベアマーケットデータ。

S&P500は、ベアマーケットで平均30.2%下落。それに要した時間は338日。高値を更新するのに1.7年かかりました。

S&P500の直近の高値をつけたのは、2022年1月4日で162日経過しています。高値からの下落率は、22.5%です。

今回のベアマーケットが過去平均と同じになるのであれば以下のようになります。

  • 底値:$3,363.40
  • 底値まで残り下落率:7.7%
  • 底値に到達する日:2022年12月8日
  • 底値まで残り日数:176日
  • 高値を更新する日:2023年8月31日
  • 高値を更新するまでの残り日数:442日

過去平均の底値に、かなり近づきました。しかし、これから株価上昇は、しばらく期待できないという結果です。

これからの投資方針について考える。

過去データ通りになれば、12月8日に底打ちしますが、マーケットが底打ちするのは、今日かもしれませんし、3年後かもしれません。

過去デー

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モモ

モモ

証券会社、銀行と金融業のキャリアのあるブロガーさんです。トレンド株を中心にわかりやすく解説/分析をしてくださっています。

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