今投資家が最も気になっているのが米国株が今後ベアになるかブルになるかという事だと思います。現状ベア入りしそうですが、果たして今後はどうなるか、本当に暴落がくるのか。不安になってる投資家も多いと思います。
今回はバロンズの記事で非常に記事があるのでご紹介します。機関投資家を対象にアンケートした内容になります。できるだけ簡単にサマリーしてお伝えしていきます。
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あくまでアンケート結果なので、機関投資家が何を考えてるかの参考程度に考えて欲しいです。
米国株投資家もみあげの「米国株はベアかブルか?機関投資家調査」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 機関投資家アンケートサマリー
- アンケートサマリー
- Fear&Greed
- マーケット
- 米国株のバリュー
- 機関投資家の顧客
- 機関投資家の買いか売りか
- 投資戦略
- アセットアロケーション
- どの国に期待?
- セクター選別
- 経済予想
- GDP成長率
- 政策金利と金利
- まとめ
機関投資家アンケートサマリー
アンケートサマリー
統計方法:全米の機関投資家を対象にしたバロン誌の最新世論調査「ビッグ・マネー」
回答内容:回答者の3分の1は来年の株式の見通しに強気で、4分の1近くは弱気、そして45%近くが中立
(1年前の同じ世論調査では、67%が強気であった。半年前、この比率は50%に低下)
楽観論:S&P500種株価指数が2023年6月30日まで平均して今日より14%上昇すると予想している。ダウ平均株価は9%、ナスダック総合株価指数は20%上昇すると予想
悲観論:今後1年間で、主要3指数とも5%から8%の下落を予想
Fear&Greed
上記の楽観的な感情がもろにFear&Greedに出てる気がします。先週の状況を考えてもまだFear40程度。これは機関投資家の強気感情を反映してると思って間違いないかと
マーケット
ここではマーケットの状況を機関投資家がどのように考えてるかをサマリーしていきます。
米国株のバリュー
基本的にフェアバリューからオーバーバリュー寄りですね。でもさっきのサマリーからは楽観論が多い。この辺りに矛盾を感じます。
機関投資家の顧客
機関投資家の顧客は基本的に中立が多いですね。そして中立以外では悲観が多い。一般投資家の方が悲観的と考えることができそうです。
機関投資家の買いか売りか
基本的に買いが優勢です。本当かなっておもってしまいます。ただ機関投資家にも種類があるので、債券部門じゃない場合は確かに資金はいれ続けてる可能性は否定できないです。(債券関連の機関投資家は株売ってると思ってるので)
投資戦略
アセットアロケーション
アセットアロケーションは株式の比率が非常に高いです。そして1年後もその比率を変える予定はないというのが多いですね。現金比率も10%程度で守ってるようには見えないです。
どの国に期待?
圧倒的に米国株ですね。当たり前化も知れないですが、日本株への期待が非常に低いです。正直中国より低いというのは驚きです。新興国はどこの国に期待してるか知りたいところですね。
セクター選別
左側が最も魅力的なセクター、右側が最も避けたいセクターです。非常に興味深いのがハイテクが両方に入っている事。金融もですね。この2つは特に読めないセクターと考えた方が良さそうです。
経済予想
GDP成長率
GDP成長率に関しては極めて中立的な意見が多いと思います。2-3%位ですね。過去のGPD成長率と比較してみても2017年や18年と同じくらいで、リセッション無しで今までの平均と同じくらい成長するという意見が大多数に見えます。
GDP5年間
政策金利と金利
政策金利は2%上昇が多いですね。ただ今の見通しだとそれを超えてきそうな気もするのですが・・大丈夫か?そして10年金利は3%を超える可能性が半分近くです。要は政策金利は少し穏やかで、金利のピークはまだ先だと考えてる可能性が高い気がします。
まとめ
では「米国株はベアかブルか?機関投資家調査」をまとめていきますね!
今回のアンケート内容を見ていて感じたのが、まだ機関投資家は比較的楽観的なのかなという事です。逆にちょっと怖いですね。状況が悲観的なら今の株価も正当性がでそうですけど、楽観的なだけに、本当の危機感を感じた時に急落も来る可能性を感じてしまいます。
またネットバイしてるという回答が多かったですが・・・・嘘だろ??って突っ込みたくもなりました。笑
ただ長期的に米国株への信頼性が揺らいでない点は逆にいうと心強い気もします。その点の揺らぎはなさそうですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっ