米国株は売りとローテ！ダウ-0.53%,ナス-1.66％,SP500-0.79%,ラッセル -1.55%,もみあげ+1.0%。またも米国株は下落しています。これで週の4日間は下落したことになります。
今日はヘッジも入って更に売り迄入ってる状態でした。ただダウとナスダックでは全く違う動きをしてる感じだったので、セクターローテしてる状況でもあります。
米国株投資家もみあげの「米国株は売りとローテ！ダウとナスダックで動き違う」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
- 米国株サマリーシート
- 各種指標の動き
- コモディティ
- 金利
- その他
- 指数チャート
- フロー
- イン・アウトフロー
- マーケット状況
- セクター状況
- 各種サイズの変動率
- ヒートマップ
- まとめ
米国株サマリーシート
各種指標の動き
コモディティ
下記がコモディティ関係の全体の動きです。コモディティはいつまでたっても止まりません。ただ・・・流石に逆流した時に怖い状況にはなってると思います。
jp.tradingeconomics.com
金利
金利は長短とも下落です。10年・5年・2年とも非常にフラットになっています。金利影響は今は微妙ですが警戒感は持った方がいい気もします。
その他
・実質金利 -0.93（10YRの部分です）実質金利が少し上昇。
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
Daily Treasury Par Real Yield Curve Rates
・VIX指数+4.92%（31.98）
・HYG（社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1％下落で警戒）
指数チャート
各種ETF(指標の動き）です。DIAはダウ（オレンジ）、IXICはナスダック（青）、IWMはラッセル（紫）、SPYはS&P500（黄）、ARKKはアーク（水）としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日はナスが寄り天、ダウが昼底となっています。
フロー
イン・アウトフロー
今日は出来高はそれなりです。ダウはインフローも多少あり、ナスはアウトフローが圧倒的に強いです。
https://www.wsj.com/market-data/stocks
マーケット状況
セクター状況
各種サイズの変動率
ヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
上昇分野）
公益・エネルギー・ヘルスケアなどが強かったです。DやWMやWMT、それに石油メジャー。更に素材ではAAやBTUなどが相変わらず急騰しています。
ナス系をうって、低金利状況で公益などに資金を動かしてるローテ的な動きも見えます。
下落分野）
グロース全般が下落。それに金利下落で金融も非常に弱いです。テック系はダウントレンドになると、ひたすら上値を叩かれています。小型グロースは上昇すら難しい状況でした。
まとめ
では「米国株は売りとローテ！ダウとナスダックで動き違う」をまとめていきますね！
今日は雇用統計がありました。昨日お伝えしてましたが、そんなに影響はないといった通り、今のマーケットのセンチメンタルを変化させることはなかったです。
雇用統計（2月）22:30
結果 67.8万人
予想 42.3万人 前回 48.1万人（46.7万人から修正）（非農業部門雇用者数)
結果 3.8%
予想 3.9% 前回 4.0%（失業率)
結果 0.0%
予想 0.5% 前回 0.6%（0.7%から修正）（平均時給（前月比）)
結果 5.1%
予想 5.8% 前回 5.5%（5.7%から修正）（平均時給（前年比）)
これを見て、今の状況が悪いから利上げやQTを辞めるといった決断はできないと思います。だからこそマーケットは不透明感が強すぎて下げてる気もします。結局インフレやQTと折り合いをつけながらしかなさそうですね。
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