【21/9月期】テラドックヘルス ($TDOC)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

Teladoc($TDOC)の決算内容

決算サマリー

〇EPS:-$0.53(予想:-$0.65)
〇売上高:$522M(予想:$516.6M)

🏥 $TDOC Teladoc Health FY21 Q3

⭕️EPS: -$0.53🆚-$0.65
⭕️売上高: $522M(+81%)🆚$516.6M

▶️Highlights
Access Fees: $452M(+99%)
Visit Fee: $60M(+18%)

U.S. Paid Membership: 52.5M(+2%)
U.S. Visit Fee Only Access: 23.6M(+8%)
Chronic Care Enrollment: 725K

(1/2) pic.twitter.com/eHgIBnvec5

— ユーエスさん🇺🇸米国株投資🍺🥃🍷🍶⚽ (@us_stock_invest) October 27, 2021

売上推移

売上成長率(対前年同期比、対前期比)

粗利率推移

有料メンバー、慢性疾患ケア入会数

右上のグラフが有料会員数ですが、成長鈍化が顕著です。Livongoヘルスのメインビジネスである慢性疾患のケアについては、入会者数が成長していますが、若干成長に陰りが出てきているように見えます。

テラドックのWhole Person Careとは

Whole Person Careとは、その人の身体的な健康と精神的な健康の両方、急性期の一過性のニーズ、慢性的で複雑なニーズ、さらには予防的なケアを含めた、その人全体をケアするという理念を意味しています。Livongoは、慢性疾患を持つ患者に対して365日いつでもAIのビッグデータをベースにアドバイスできるプログラムを提供していて、TDOCは遠隔治療のプラットフォームがあります。医者に診てもらいなさいというアドバイスしかできなかったLivongoが、実際の治療まで包括的にカバーすることができるようになるため、それをWhole person care、やWhole person experienceという言葉で表現されています。

決算発表では、Whole Personという言葉が何度も出てくるので、要チェックです。Teladocのプラットフォームで医療サービスがすべてが完結する。この点が他社にはないTeladocの強みです。

CEOコメント

本日は、堅調な業績、より多くのケアの提供、会員の皆様とのより深い関係を特徴とする、好調な第4四半期の報告したい。本日は、ヘルスケアの変革という目標に向けて、大きな成果を上げている2つの分野についてもご紹介する。1つは、消費者がバーチャル・ケアを選択するようになってきたこと。

そして2つ目は、当社の統合されたwhole person primary careのアプローチが商業的に大きな成功を収めたこと。消費者や顧客は、すべてのヘルスケアニーズにシームレスに対応し、ケア体験を再定義し、データを活用して大規模にケアを改善する、統合された単一のバーチャル・ヘルスケア・ソリューションを求めている。第3四半期において、当社は、こうしたニーズに応える独自の能力を発揮し、ホールパーソン・ケアのアプローチにより持続的な成長を続けている。当社の幅広い機能のポートフォリオが優れた業績を牽引し、第3四半期の売上高は5.22億ドルとなり、前年同期比で81%増加した。これは、過去12ヵ月間に完了した買収による売上を除いた既存事業売上の32%増を含む。

第3四半期の実績および第4四半期の収益の見通しが立ったことから、通期の収益見通しを、前年同期比85%増の20.15億ドルから20.25億ドルに変更する。今回の業績は、約束を果たし、ヘルスケアの変革に向けた取り組みを成功させるための当社の能力を定量化したものだが、検証はさまざまな形で行われた。また、J.D. Power社による消費者満足度調査で、Teladoc Healthが再び第1位に選ばれたことを大変誇りに思う。

パワー社の消費者満足度ランキングで再び第1位に選ばれたことを大変誇りに思う。私たちは常に、卓越した消費者体験が当社の重要な差別化要因であると考えているが、それだけでなく、個人のヘルスケア・ジャーニーにおける当社の役割を拡大するユニークな方法の一つでもある。例えば、初診時のネット・プロモーター・スコアは、将来の利用状況を示す有力な指標であり、初回の体験がポジティブであれば、会員の皆様との関係はより強固なものになると考えている。

当社の臨床医のグローバルネットワークは、当四半期に390万件の訪問を行い、昨年の第3四半期に比べて37%増加した。パンデミックの規制が緩和され続け、ワクチン接種率が向上しても、消費者はTeladoc Healthのバーチャル・ケアにますます頼るようになっている。

年間で1,400万件以上の訪問を提供する予定となっている。これまでと同様、利用率の向上は、非感染症や専門医療に関連する訪問件数の増加に牽引されている。これは、消費者がより幅広い症状で当社を利用するようになったためだ。第3四半期には、雇用主および医療機関チャネルにおける会員の受診の75%以上が非感染症に関連するものだった。特にメンタルヘルス関連の受診者数の伸びは、消費者向けチャネル、雇用者向けチャネル、医療機関向けチャネルのいずれにおいても、引き続き優れた結果を示している。

B2Bのメンタルヘルス受診者数は、2020年度と比較して今年2倍のペースで増加している。社会的な距離の取り方やPPEの使用により、全国的に感染症の伝播が通常より低い状態が続いているが、当社の感染症の数量は年間を通じて増加し続けている。感染症の勢いが増し、非感染症とメンタルヘルスの数量が引き続き好調であることから、2021年の見通しに大きな自信を持っている。また、当社のホール・パーソン・ケア戦略の重要な柱であるPrimary360製品の商業的な進展もあった。

Primary360は、心と体の健康を完全に統合したバーチャルソリューションを提供し、テクノロジーとデータを活用して、消費者のために完全なケアチームを結成し、物理的なデリバリーシステムに接続することで、消費者に適切なケアを適切なタイミングで提供することで、プライマリーケアを再構築する。ここ数ヶ月の間に、私たちはPrimary360に関するいくつかの新しい契約を締結したが、その中には2つの注目すべきヘルスプランの契約も含まれている。まず、第4四半期にCVSが発表したように、来年から全国のAetnaの自営業者にPrimary360を提供する契

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OKU

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米国グロース株に投資されているブロガーさん。各決算を詳しくブログに書いてくださっています。

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