米国株は超ハイボラ!ダウ-0.43% ナス-0.25% SP500-0.46% ラッセル-0.03% もみ+0.15%。今日は超ハイボラの日だったと言えると思います。指数で上下1%位の幅が場中で出ています。
欧州がECB債券購入プログラムのペースを落とすと発表で大きく下落後、ラガルド総裁がテーパではないと言及して全戻し、そんな状況が米国にも波及したような流れです。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-09-09/european-stocks-decline-ahead-of-ecb-meeting-on-growth-concerns
場中に昼頃FED BOWMANがテーパ示唆でマーケットは大きな動揺が生じています。少しずつ織り込んできてるようにも見えます。
米国株投資家もみあげの「米国株は超ハイボラ!ECB影響&テーパ発言で大きく上下」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各種指標の動き
- 各種指標
- 各種指数の動き
- チャート
- 各種サイズの変動率
- SPY出来高
- QQQ・出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油が下落です。
原油価格の上昇はリビア減産やIDAハリケーンの影響があると考えられます。ただ景気先行き不安もあり、需給バランスがどうなるか。。。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-09-08/libya-protesters-halt-tanker-loading-at-key-oil-port
金利)
10年債金利は4.3BPS下落です。
・実質金利 1日前-0.41→本日-0.47
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+4.68%(18.80)
・HYG+0.09% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日も結果的には寄り天の形になっています。ラッセルの動きが非常に大きいです。お昼ごろの下落はテーパリング示唆からです。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は大型が最も弱いです。小型のグロースが優勢でした。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高はほぼ変わらずです。セクター間で動かしたような形に見えます。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は下落です。ハイテク大型弱めの影響だと思います。
中小株出来高
ラッセルの出来高は上昇。これだけボラがあれば当然だと思います。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は小型グロースがかなり上昇してる銘柄が多いです。それ以外はアルミや石炭などです。消費財系が決算〇でLOVE・CURVなどが20%近く上昇しています。MRNAはバイデン大統領のワクチン指令も関係あると思います。BNTXも4%程上昇していますね。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-09-09/biden-to-sign-order-requiring-vaccines-for-federal-workers?srnd=premium
下落セクター)
今日は大型は全体的に軟調ですが、特にヘルスケアと不動産が弱いです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲0.67% 1日前▲1.01%)
→アップルは出来高は減少です。今日は終日売られています。
AMZN:パフォ(本日▲1.17% 1日前+0.46%)
→アマゾンは出来高は下落です。自社TVの発表などポジニュースもありますが、関係なくポジション削減です。
TSLA: パフォ(本日+0.13% 1日前+0.13%)
→テスラは出来高は下落。大きな動きは無しです。
まとめ
では「米国株は超ハイボラ!ECB影響&テーパ発言で大きく上下」をまとめていきますね!
なんとも動きが激しい状況になっています。欧州も大きく下落から全戻し、米国も時間外下落から全戻したとおもったら、今度は下落というジェットコースターのような動きです。
テーパリング含めて緩和に関して非常に敏感になっているのは間違いないと思います。明日は明日の風が吹くような状