米国株は微調整!ADP雇用統計?個人投資家?

米国株は微調整!ダウ-0.07% ナス-1.03% SP500-0.36% ラッセル-0.81% もみ-2.66%。オープン時は大きな下落が発生していますが、最終的には微調整程度で終わっています。

 

とはいえ、何か大きな戻しがあったようにも見えず、大きな流れもあったようにも見えず、ADP雇用統計の内容で緩和が終わる可能性といわれてますが、それなら機関投資家がもっと動きそうな気もするのですが。。。どうもそうも見えません。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は微調整!ADP雇用統計?個人投資家?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

  • ADP雇用統計とISM非製造業
  • 各指数関係の動き
    •  各指数
    •  SPY出来高
    • QQQ・VOO出来高 
    • 中小株出来高
  • マーケット状況
    • セクター状況 
    • 主要銘柄の状況
  • まとめ 

ADP雇用統計とISM非製造業

 ADP雇用者数(5月)
結果 97.8万人
予想 65.0万人 前回 65.4万人(74.2万人から修正)(前月比)

 

ISM非製造業景気指数(5月)詳細 
総合   64.0(62.7)
事業活動 66.2(62.7)
新規受注 63.9(63.2)
雇用   55.3(58.8)
入荷水準 70.4(66.1)

仕入価格 80.6(76.8)
輸出   60.0(58.6)
輸入   50.4(55.7)

()は前回

 

詳細は割愛なんですが、数字上はADPは予想より上、ISM非製造業は雇用は低下。単純に数字だけみたらどっちつかずとも言えそうです。

 

各指数関係の動き
 各指数

・CRB指数▲0.87%(209.28→207.47)

・原油価格68.77→68.95ドル/バレル

・ゴールド1908.45→1870.7(▲1.97%)

・5年債0.792→0.841(+6.28%)+4.9bp

・10年債1.589→1.628(+2.47%)+2.9bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前-0.18→本日-0.15

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲2.35%(17.48)→+3.2%(18.04)

・HYG▲0.03% →▲0.21% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)

 

国債は売りで金利上昇。リスクオンではなく、債券のポジション調整になりそうです。では株式はかわれているかというと売られています。全体として出来高は売り買い交錯になっていますが、資金が抜けてるようにも感じます。

 

 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

SPYの出来高は増加です。オープン時に大きな売りがあったのですが、その後は多少買い戻されてるとも言えそうです。

 

QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

QQQの出来高は大きく増加です。ナスダック系は最初売られて、買戻し、そして最後はもう1度売られる形でした。

 

VOOの出来高はほぼ変わらずです。

中小株出来高

ラッセルの出来高は増加です。こちらもほとんどナスダックと同じ動き、売られて、買い戻されて、また売られるといった形でした。

 

マーケット状況
セクター状況 

 

上昇セクター)

上昇セクターはエネルギー・公益・ヘルス・生活といったところですが、強い傾向があるわけではない気がします。具体的な分野は下記になります。

 

 

 

 

下落セクター)

ハイテク系は全体的に下落です。テスラは最後に大きく売られています。正常化においてハイテク関係がもっともポジション削減しやすかったとも言えそうです。

https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 

主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日▲1.22% 1日前+0.63%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→アップルは出来高は増加です。売り買い交錯しています。

 

AMZN:パフォ(本日▲1.45% 1日前+0.48%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

→アマゾンは出来高は増加です。アップル程激しくないですが、売り買い交錯です。

 

TSLA: パフォ(本日▲5.33% 1日前▲3.01%)

機関投資家比率  本日44% 1日前44%

→テスラは出来高は増加です。中国の受注台数が4月対比で半分になった事が報道されて、その瞬間に更に大きく売られました。

 

まとめ 

では「米国株は微調整!ADP雇用統計?個人投資家?」をまとめていきますね!

 

機関投資家は特にそこまで積極的に動こうとしてる感じではないと感じました。どちらかというと個人やヘッジファンドが動転して動いたような気がします。債券が売られてるのも気になります。

 

ただ株式のポジションを減らすならナスダックやラッセルのグロースからという動きもちょっと見えた気がします。環境やEVもマー

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もみあげ

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数万人のフォロワーを持つ在米の投資家さんです。毎日のように情報発信されています。投資をはじめたのが数年前とは信じられないほど、ものすごい勉強家の方。相場ウォッチャーとして必見。

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