米国株は個人投資家劇場!ダウ+0.19% ナス+0.09% SP500+0.08% ラッセル-0.18% もみ-4.19%。今日は静かな月末だったと思います。それほど大きな動きはないです。
個人投資家は明確に昨日まで上昇した銘柄を利確していました。AMCなどは下落しています。要は連休前、更に6月が始まる前に一旦ポジション整理した動きが多かったと考えられそうです。
米国株投資家もみあげの「米国株は静かな月末!6月の新たな局面への備えか!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各指数関係の動き
- 各指数
- SPY出来高
- QQQ・VOO出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲0.04%(205.78→205.7)
・原油価格66.78→66.65ドル/バレル
・ゴールド1897.6→1903.7(+0.35%)
・5年債0.809→0.798(▲1.97%)▲1.1bp
・10年債1.599→1.591(▲0.95%)▲0.8bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.15→本日-0.19
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲3.57%(16.74)→+0.12%(16.76)
・HYG▲0.05%→▲0.03% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
大きな変化はないですね。ポジションを調整したといった内容がよくわかると思います。また引けに下落してるのは連休前で利確したとみた方がいいと思います。6月はまた新たな局面になると考えられます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高ははほぼ変わらずです。売り買い交錯しながら中身を調整してるような感じでしょうか。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も上昇です。GAFAM中心にポジション削減の動きが目立ちました。
VOOの出来高も今日は上昇です。
中小株出来高
ラッセルの出来高はほぼ変わらず。ただ今日はショートカバーというよりも、上昇した銘柄は売られて、下落した銘柄は買われるといった形です。ほぼ中立といったところでしょうか。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
半導体の一部・ヘルスケア・生活必需品辺りが大型では強かったと思います。小型ではレストラン系や消費材系が強い状況でした。他の銘柄はレンジ内で動いてる状況です。
下落セクター)
GAFAMが明確に弱かったと思います。テスラもですね。また昨日買われた資本財系も下落しています。ポジションを調整してるような状況にも見えます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲0.53% 1日前▲1.24%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→アップルは出来高は下落です。最近最もポジション削減されてるのがアップルな気がします。再開に関しての先行き不安も関係ありそうです。
AMZN:パフォ(本日▲0.22% 1日前▲1.07%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンは出来高は下落です。こちらは単純にポジション削減されていますね。
TSLA: パフォ(本日▲0.89% 1日前+1.89%)
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→テスラは出来高は下落です。それほど弱くはなかったですが、最後に淡々と売られた感じがします。
まとめ
では「米国株は静かな月末!6月の新たな局面への備えか!?」をまとめていきますね!
今日は6月に入る前の準備をしたと総括できると思います。大きな流れがあったわけではなく、これからの大きな動きに備えて整理されたと言えそうです。
6月の雇用統計でコストインフレが更に表面化するか注目されています。今までとは全く別の状況になる可能性もあり、機関投資家も動き出す可能性が高いです。しっかり備えて6月に挑みたいですね。
1週間本当にお疲れ様でした!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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