米国株は反発!ラッセル急回復も先行きは不透明

米国株は急反発!ダウ+0.62% ナス+0.12% SP500+0.53% ラッセル+2.29% もみ+3.94%。時間外の指数は大きく下落する可能性がありましたが、ラッセル中心に急反発しています。

 

特に何か好転する情報があったわけではないですが、昨日の急落と本日の時間外の売られ方から売り方がかなり減少したことによって、ショートカバーもありながら反発したように思えます。(但しショート量も限定的なので、銘柄は絞られる)

 

マーケットの状況は明日どうなるかはまたわからないですが、一旦下落に歯止めがかかった形になると思います。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は急反発!ラッセル急回復も先行きは不透明」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

  • 各指数関係の動き
    •  各指数
    •  SPY出来高
    • QQQ・VOO出来高 
    • 中小株出来高
  • マーケット状況
    • セクター状況 
    • 主要銘柄の状況
  • まとめ 

  

各指数関係の動き
 各指数

・CRB指数▲1.90%(187.91→184.35)

・原油価格60.82→58.35ドル/バレル

・ゴールド1733.8→1730.5(▲0.26%)

・5年債0.811→0.840(+3.74%)+2.9bp

・10年債1.614→1.639(+1.76%)+2.5bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前-0.09→本日-0.08

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数+4.43%(21.20)→▲6.61%(19.81)

・HYG+0.09%→+0.06% (炭鉱のカナリアとして、目安とて▲1%が発生したら警戒)

 

原油安、金利上昇、VIX下落です。リスクオンではあるものの原油安はダウの重しになるはずがダウは上昇です。要は日毎に割安の銘柄を物色してるだけのようにもみえます。ただ今日はショートが非常に少なく、買いが強かったので、その分地合いが良かったとも言えます。

 

 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

SPYの出来高は上昇です。今日も様々な銘柄が物色されていたので、その分出来高が大きくなってるように見えます。

 

QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

QQQの出来高は大きく上昇です。アップルとテスラにやはり売買が大きくはいっているのでその分出来高は大きくなります。

 

VOOの出来高は1.3倍なのでかなり大きくなっています。個人も押し目買いしてる状況が見て取れます。

中小株出来高

ラッセルも出来高は大きく上昇です。こちらは時間外から個人が押し目買いしてる状況だったので、必然的に出来高も大きくなっています。

 

マーケット状況
セクター状況 

 

上昇セクター)

今日は中小株が好調でした。といっても全てがプラス圏に移行してるわけではなく、一部限定されたショートが多い銘柄や、個人に人気がある銘柄に限られていました。後はオールドの大型も強かったです。

 

下落セクター)

下落セクターアップル除くGAFAMや大型ハイテク系は弱かったと思います。

 

https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 

主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日+0.42% 1日前▲2.00%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は昨日より上昇です。今日はアップルも比較的買いが入っていたと思います。

 

AMZN:パフォ(本日▲1.32% 1日前▲1.61%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

→出来高は昨日より上昇ですが、直近少し堅調だったEC系は今日は不調になっていました。

 

TSLA: パフォ(本日+1.61% 1日前▲4.82% )

機関投資家比率  本日44% 1日前40%

→出来高は昨日より上昇です。取り立てて強さは見えなかったですが、少しショートされるのが減ったようにも見えます。

 

まとめ 

では「米国株は時間外から反発!ラッセル急回復も先行きは不透明」をまとめていきますね!

 

 

一旦下落に歯止めがかかった形になりますが、特に方向性があるわけじゃないとは思います。あくまで昨日特に下げてたラッセルが反発してるだけにも見えます。 

 

パウエル議長の「現在の債務水準は維持できないものではなく、米国が今すぐ債務を履行できるかどうかは問題ではない。」→バランスシート縮小をイメージさせますし。(ネガティブ)

 

JPMのアナリストが株価は割安に見える発言など。7年債入札はそれなりなど。→ポジティブ

 

こういったヘッドラインで相変わらず日替わりで入れ替えが続く可能性も頭に入れておく必要がありそうです。明日は今日の状況だとナスダックが調子がよくなるのでしょうか。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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もみあげ

もみあげ

数万人のフォロワーを持つ在米の投資家さんです。毎日のように情報発信されています。投資をはじめたのが数年前とは信じられないほど、ものすごい勉強家の方。相場ウォッチャーとして必見。

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