今回は2月末からの調整とグロース株投資にとっては暴落ともいえる状況からやっと回復しつつある現状において、自分がその期間に感じた事。そして自分が苦しんだことに関して。もみあげの独り言として語っていきたいと思います。
議題としては下記2点になります。皆さんも聞いた事がある言葉だと思います。
トレーダーと投資家
FOMO
(決して調べる時間がないから楽しようとして語りにするわけじゃないですからね!決して違います。決して。。いや他に勉強しなきゃいけないことが山ほどあって。。泣)
米国株投資家もみあげの「米国株投資家もみあげの独り言(トレーダーと投資家・FOMO)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- トレーダーと投資家
- FOMO
- まとめ
トレーダーと投資家
さてさてトレーダーと投資家は違うという言葉をちょいちょいツイッターなどで目にします。正直はっきりいうと違いを考える意味あるのか?と思っています。マーケットの状況が悪くなるとこういう話題をよく目にします。(自分も過去はトレーダーと投資家は違うと思っていました。)
◆トレーダーと投資家◆
トレーダー
自社の資金を使って株式、債券、為替などの取引を行い、リターンを追求する業務に携わっている人。 ディーラーと同じ意味で使われることが多いです。 また、為替や株などの短期売買を行う個人投資家はデイ・トレーダーと呼ばれます。
投資家
投資家とは、一般的に利益を獲得することを目的として資本を投資するあらゆる人を指します。 ただし、投資の世界において、投資家はトレーダーと異なる投資行動をとる傾向があると考えられており、一般的に、投資期間の長さにおいてトレーダーと異なると見なされています。
調べてみると言葉の定義としては上記内容になっています。「投資家はトレーダーと異なる行動を取る傾向があると考えられてる。」これは肝ですねー。傾向があると考えられてるって誰が決めたんでしょ?投資期間の長さも違う。なるほど。トレーダーは短期・投資家は長期のイメージなんだと思います。
リターンを追求する利益を出すという観点では同じですね。そして投資家とトレーダーは違う行動をとる。では利益を明らかに出してるのはどちらなのか?僕はそれが気になります。
要はどちらがいいという解釈などは全く必要なく、どちらの手法が自分にマッチして利益がでるか・資産が増やせるか、リスクリワードの観点からすると有利なのかを考えればいいのにと何度か感じました。
正直2月中旬から3月上旬までは皆がトレーダーと思ってる人達の方が遥かに有利だったと思います。リスクリワードの観点で考えたら機動的に動ける方が有利だったからです。日本人は長期投資という名でガチホが根付いてしまってるので、リバランスや調整をもろに食らってる状況でした。
そもそもこの区分けが必要かどうかもあいまいだと思います。僕は資産を増やすためにどのやり方が最もリスクリワードとして有利か、とにかく手札を増やしたいと思っています。あらゆる局面において対応できる手札を増やす。長期投資をやるからには余計にそういう事を突き詰めていきたいなと感じました。
FOMO
◆FOMO◆
FOMO:自分が居ない間に他人が有益な体験をしているかもしれないという不安に襲われることを指す言葉である。
投資に置き換えると自分が手放した銘柄が急上昇して爆益を逃すかもしれないという事になると考えられます。
こいつは本当に曲者です。というのが昨年から今年の1月のマーケットを味わってしまうと、どうしても直ぐに反発するって考えちゃうからです。これには僕も本当に苦しめられています。
そもそも20-30%も1日で上昇する状況がおかしい状況なのにも関わらず、一度それを経験してしまうとどうしても心の中で期待しちゃうんですよね。
更にこれにマルチバガーとか含み益バリアとかいう言葉がつきだすともう収拾がつかないです。今グロース株投資してる人は、1月と同じ状況にまた戻ると考えられてる人もいるかもしれないです。果たして本当にそうだろうか?
FOMOになってない?それっていつ戻るんだ?もしかしたらもう戻らないかもしれないって冷静に考えてみたことはあるでしょうか?
人はポジティブな事や自分に都合がいい事は沢山考えがちです。でも今後のネガティブ要因がニュートラルに入ってるか、一旦それを冷静に比べる時間も必要だなって思いました。
ちなみに僕は含み益とバガーをほぼ捨て去っています。今資産を増やすために必要ないって判断したからです。調整局面で上記2点は寧ろ僕にとっては害以外の何物でもなかった。それを決断できなかった自分自身への落胆も大きいです。
本当にこれからまた成長できる長期でこの企業は成長する。と思うなら別に今みたいな難しい局面じゃなくて、またゆっくり入っていけばいいじゃないか。リスクを最小限に抑えながら、投資できてなかったという強烈な反省があります。(寧ろ長期投資って本来はそう考えるべきなのでは?)
まとめ
では「米国株投資家もみあげの独り言(トレーダーと投資家・FOMO)」をまとめていきますね!
僕自身でTLで見ていても、あれだけグロースがとことんやられたのにも関わらず結構楽観的なコメントも見かけます。WFH銘柄はまだまだ伸びる。こっからさらに成長する。
「うん。僕もそうなるかもしれない」とは思っていますよ。ただだからといって今の金利がどっちに転ぶかわからんし、アフターコロナになったら、バランスシートの縮小だって意識される。
それがちゃんと見えてきてからそれこそリスクリワードの観点でじっくり投資すればいいんではないか?って思っています。
グロース・バリュー投資のどちらが有利だというコメントもよく見ますけど、いやいやせめて両方とも投資して