米国株はダウ上昇も調整継続!ダウ+0.16% ナス-0.23% SP500-0.13% ラッセル-0.57% もみ-0.6%となっています。総じていうと政治・経済・コロナ不安が少し株価の重しになってるイメージはあります。
2日前ダウ-0.36% ナス-1.94% SP500-0.8% ラッセル-0.82%
1日前ダウ-0.23% ナス+0.54% SP500-0.13% ラッセル+1.08%
本日 ダウ+0.16% ナス-0.23% SP500-0.13% ラッセル-0.57%
3日間で見るとナスダックが最も弱かったといえそうです。ナスダックが弱いのはやはりGAFAMが弱いからといえそうです。テスラもそれなりに売られていますしね。
結局下落してから全指数が軟調になって、今週を終えたと言えそうです。指数関係を見ていると政治・経済への先行き不安も影響してる気がしています。
米国株投資家もみあげの「米国株はダウ上昇も調整継続!政治・経済・コロナ不安が重しに」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各指数関係の動き
- 各指数
- SPY出来高
- QQQ出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- コロナ状況(深刻)
- 米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
- 米国コロナ死者数推移
- まとめ
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲0.09%(161.39→161.25)
・大豆油指数+0.55%(38.08→38.27)
・原油価格46.84→46.61ドル/バレル
・ゴールド1835→1839(+0.19%)
・10年債0.913→0.890(▲2.82%)▲2.5bp(1bp=0.01%)
→2年債も8月7日以来の低水準
・実質金利 2日前▲0.42→1日前▲0.44
→実質金利が相変わらず低い水準です。
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+1.12% (22.52)→+3.86% (23.38)
・HYG+0.18% →▲0.09% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
先物全体が軟調でした。半導体も下落しています。ゴールド・ビットコも下落なので今日はこの程度であれば、御の字といった所じゃないでしょうか。
特に深刻だと思うのが、金利ですね。ワクチン承認もほぼ間違いない中で金利が今度は上昇していません。トランプ政権も議会を12月24日にクローズする予定を報じていますし。財政支援が一旦遠のいたのが影響が大きそうです。VIXは少し上昇して楽観ムードが和らぎつつあります。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 58,783,987 vs 1日 42,608,266
3日前の出来高
10日平均 56,637,225 vs 1日 38,337,770
2日前の出来高
10日平均 54,560,050 vs 1日 71,051,245
1日前の出来高
10日平均 55,728,294 vs 1日 55,205,235
本日の出来高
10日平均 56,968,740 vs 1日 57,155,790
SPYの出来高はほぼ変わらずです。今日は指数関係の出来高が大きかった日だと言えそうです。個別株への資金流入が一旦落ち着いて、指数全体への売買が寧ろ入った可能性も考慮できそうです。(押し目もそれなりに拾われてるかも)
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 23,904,931 vs 1日18,453,975(VOO 1,904,149 )
3日前の出来高
10日平均 23,399,297 vs 1日17,102,166(VOO 1,865,751 )
2日前の出来高
10日平均 22,545,885 vs 1日49,171,266(VOO 2,526,873)
1日前の出来高
10日平均 24,978,136 vs 1日27,380,174(VOO 2,730,248)
本日の出来高
10日平均 25,397,408 vs 1日26,556,489(VOO 2,382,943)
QQQの出来高もVOOの出来高もそれほど変わらないです。指数関係は今日の動きを象徴するように穏やかなんですよね。需給が極端に悪化したというより過熱感があった銘柄が調整されたとみていいかと思います。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日はオールドというよりは、資本財・生活必需品・公益など一部セクターが強かったです。またSaas関係・クリーエネルギーも強かったですね。DISはDIS+の契約者増加で爆上げです。
下落セクター
ハイテク全般・金融・エネルギーが弱いという結果になりました。資本財も一部大きく下落しています。傾向を見ていくと、全体的に平たく調整されたように見えても来ます。またテスラ・EV関係は少し売りが先行していますね。
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