こんにちは!やす(@YasLovesTech)です。今日は株価が過去1年で165%も伸びておりたびたび話題に上がりますが、イマイチ理解度が進んでないフィンテック企業「Square(スクエア)」の記事になります。SquareというとPoSシステムのイメージが強いですが、実際のそのビジネスはかなり広範囲にわたり複雑怪奇です。今回のコロナでビジネスが大幅減速すると思われましたが、別事業のCash Appの大幅成長でその減速をカバーしました。今回はSquareの本当のビジネスモデルを徹底的に解説します。
Suqare(スクエア)への投資目線
Paypalを超えられるかどうか?
Square(スクエア)の事業、将来性は多岐にわたります。今回コロナ禍で主軸のPoSシステムが減速する中、経済支援金の追い風もあってCashAppがその減収分を大きくカバーした形になります。これを一時的と見るか、それとも永続するかは判断が非常に難しく、一通り分析したものの現時点で企業価値や将来性を十分に評価するのは難しいと考えます。Square(スクエア)へ投資する際の目線はただ1つ、時価総額70BのSquareが時価総額220BのPaypalに追いつき、追い抜かせるか。この2社は必ずしも全ての領域で競合ではないですが、P2P決済というカテゴリで激しく競合してます。その競争に勝ち、2020年を代表とする大型フィンテック企業に成長できるか?というところが目線になります。