ジャクソンホールショックとでも言えるでしょうか。これが今日だけの急落だったらいいのですが、米国以外に不安要素が表に出てきてる状況で、米国の利上げも75BPSで方向性が固まってきそうな気配がしています。極めて重要な日だったと思うので、まとめていきますね。
米国株投資家もみあげ「【米国株】ジャクソンホールショック?パウエルがタカ派に」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- マーケット総括
- 注目ニュース
- ジャクソンホール
- ECBの動きが重要だった
- まとめ
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株8月26日
感想:当たるも八卦当たらぬも八卦よりはリスク管理の重要性を思いしらされた
ダウ -3.03%
ナス -3.94%
SP500 -3.37%
ラッセル -3.30%
総括:リスクオフでもない全面安
強セクター:なし
バリューvsグロース:#ジャクソンホール #米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/PKc9jdnDol
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年8月26日
注目ニュース
ジャクソンホール
Powell’s New Guidance: Higher Rates for Longer to Beat Inflation
→今日のジャクソンホールではこれが全てだったと思います。インフレに打ち勝つ為に高金利を維持する可能性が高いという方針です。75BPSとは名言していましたが、2023年に利下げに踏み切るといった思惑を大きく打ち砕くような内容になったと思います。(完全なタカ派です。)
www.bloomberg.co.jp
ECBの動きが重要だった
実はパウエル議長の発言とは別にECBにおいては次回75BPS利上げ議論が巻き起こっています。根強いインフレ状況において景気後退があったとしても、利上げでインフレを抑制するべきだという議論です。これによって債券も売られることになり、米国債も買われず、結果的にはドルに資金が逃げてましたが、株式も景気後退懸念で売られることになったと考えられます。
www.bloomberg.co.jp
まとめ
それでは本日の「【米国株】ジャクソンホールショック?パウエルがタカ派に」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
恥ずかしながらECBの件は抜け落ちていました。これがあったので単に利下げ期待を剥がすだけでなく、景気後退懸念まで一緒に入ってきてしまったと思います。更に国債も売られてしまっているので、状況としてはかなり悪いと思った方がいいです。
今日一日の急落で済めばいいのですが、国債の状況がよろしくないとするとリスク資産から継続して資金が抜けそうです。またCTAが場中にショートに転じたという情報もあります。
マネージド・フューチャーズ/CTA戦略 (マネージド・フューチャーズ/シーティーエーせんりゃく)
株式、債券、金利、通貨のほか、エネルギーや農産物などの商品(コモディティ)の上場先物・オプションを単一のファンドに組み入れ、アルゴリズム取引で機動的に売買する投資手法→このアルゴがサマーラリーの時はロングに転じてた可能性もあって、ここにきてショートに転じたとしたら、上値が重くなるためにきっかけがないと上昇が難しくなる可能性があります。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500はやってしまいました。昨日の上昇を完全否定で出来高大きいので、ここから下落トレンド続く可能性が高いです。
LQDはまだわからないです。耐える可能性もありますが、今日の日中見てても弱かったので、した抜けする可能性が高そうです。
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