今日もインフレピークアウト期待と景気後退懸念が後退したことがマーケットに安心感を与えて上昇したと総括できそうです。新築住宅販売が10%上昇して最悪の状況という見通しが無くなったのもありますが、何よりもミシガン大学消費者信頼感指数が大切だったと思います。その辺りを中心にお伝えします。
米国株投資家もみあげ「マーケットに安心感で上昇!ミシガン大学消費者信頼感指数の重要性」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- マーケット総括
- 注目ニュース
- ミシガン大学インフレ指数
- ECB利上げ方針
- まとめ
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ6月24日
今日の感想:泣いたマーケットがちょっと笑顔に
ダウ +2.68%
ナス +3.34%
SP500 +3.06%
ラッセル +3.16%
マーケット総括:インフレと景気不安払拭
強セクター:素材・消費・コミュ・レジャー
バリューvsグロース:全面高
*質問OK pic.twitter.com/VqtYy7BrQ9
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年6月24日
注目ニュース
ミシガン大学インフレ指数
今日はマーケットオープン前からインフレ懸念と景気後退懸念のどちらも剥がれてるような動きをしていましたが、その動きを更に加速させたのがミシガン大学のインフレ期待指数だったと思います。
6月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)によれば、中長期のインフレ期待が速報値から下方修正された。速報値では14年ぶり高水準となっていた。利上げペース加速を巡る米金融当局の切迫感を和らげる可能性がある。
5-10年先のインフレ期待は3.1%と、速報値の3.3%から下向きに修正された。1年先のインフレ期待は5.3%だった。
とにかくインフレがピークアウトしてくれないと、利上げが加速する。そうなれば景気後退が現実的に迫ってくるといった心理が、今回の指数で利上げはこれ以上急がない、だから景気後退も遠のくといった市場の思惑になったと思います。
www.bloomberg.co.jp
ミシガン大学消費者信頼感指数の重要性に関しては下記のインフレ指標のブログでまとめてあります。
www.momiage.work
ECB利上げ方針
ECBの利上げ方針も改めて来月は25bps利上げが濃厚になってきました。これも世界の債券市場にとっては安心感を与えます。流動性が落ち着けば後はマーケットは経済指標で動いてくるので、それも今日の追い風になったと考えます。
www.bloomberg.co.jp
まとめ
では「マーケットに安心感で上昇!ミシガン大学消費者信頼感指数の重要性」をまとめていきますね!
今日は引け間際にも大きな買いが入っていました。乗り遅れを恐れた買いが入ったようにも感じます。よって流石にいきなり崩れたりはしばらくしないかもしれません。
今週は完全に反発フェーズになったので、来週はその反発フェーズを少なくとも維持できるのかに注目です。来週は月末リバランスやPCEが発表される予定だったと思います。
まずは週末ゆっくりしてくださいね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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