本日は雇用統計が発表されました。内容は非常に底堅い物。賃金は上昇していますが、微増レベル(増加傾向が落ち着いてるとも判断されています。)但し、好材料ともいえる内容でも逆に引き締めの警戒を引き起こしてしまいます。(ただ昨日上げすぎで、その巻き戻しに使われただけの可能性だってあります)
どうしてそんなセンチメンタルになってるか、いくつかの悲観論をチェックしていきたいと思います。
米国株投資家もみあげ「雇用統計は悪材料!内容よりも引き締め警戒」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- マーケット総括
- 悲観発言のオンパレード
- ブラックスワン
- 大手銀行CEOの警鐘
- イーロンマスクやその他
- まとめ
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ6月3日
ダウ -1.05%
ナス -2.47%
SP500 -1.63%
ラッセル -0.77%
マーケット総括:雇用統計は悪材料、行ってこい相場
強セクター:エネ
バリューvsグロース:特になし
*質問OK pic.twitter.com/wXLwoeco7H
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年6月3日
悲観発言のオンパレード
ブラックスワン
・ブラックスワン的なイベントに備えるファンド(ブラックスワン・ファンド)を運用する米ユニバーサ・インベストメンツを創業したマーク・スピッツナーゲル最高投資責任者(CIO)は、金融システムには「人類史最悪のクレジットバブル」が迫っていると警告
www.bloomberg.co.jp
大手銀行CEOの警鐘
・ゴールドマン・サックス・グループのジョン・ウォルドロン社長は、世界経済を揺るがすショックが相次ぐ中、この先はさらに厳しい経済状況が続くと警鐘を鳴らした
・米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、金融政策引き締めやロシアのウクライナ侵攻といった前例のない課題の組み合わせに経済が直面する中、投資家は経済の「ハリケーン」に身構えるべきだと警告
www.bloomberg.co.jp
イーロンマスクやその他
・マスク氏はテスラ幹部宛ての電子メールで、経済について「ひどく悪い感触」を抱いているとし、従業員を10%削減する必要がある
・家具販売大手RHのゲーリー・フリードマンCEOも3日、四半期決算の発表に際して「インフレと闘うための利上げは長い道のりになる」と発言。「今はどんな事態にも備えておかなくてはらないと思う」
www.bloomberg.co.jp
まとめ
では「雇用統計は悪材料!内容よりも引き締め警戒」をまとめていきますね!
6月16日までFRBメンバーからのヘッドラインは飛ばなくなります。そして来週は国債の入札やCPIがやってきます。ボラはいくらでも変化しそうです。
今回ご紹介した悲観論に関しても、経営者やヘッジファンドが警戒感を高めてると、ちょっとしたことで大きく下落することも十分ありえます。要はリスクを取る事をマーケット全体が嫌ってるようなイメージですね。国債もヘッジにならいし、どこでリスクを軽減するか悩んでる状況が伺えます。
ただ逆に今が底だと考えてる層も多くいると思います。要は状況次第で上下どちらにでも動くと構えておくのが一番かと。
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
もみあげ流 米国株投資講座
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
foomii.com
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】