先週は結局セクターローテーションが起こった週と総括できると思います。決してマーケットには強さはないですが、明確に資金が集まったセクターもあってその点は注目しておかなくてはいけないと思います。
まずは週間騰落率から見ていくとダウが比較的底堅いと思います。その流れをチェックしていきます。
週間騰落率
米国株投資家もみあげの「「セクターローテーション」米国株週間振り返り(4月4日-4月8日）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
月曜日は前週の金曜日にオプションが一旦綺麗になって、それがあったのか上昇基調でした。この日はセクターローテーションは起こってなく、ヘッジカバーからナスダックが最も強い状況。ただイーロンマスクがナスダックを盛り上げたのが一番追い風だった気がします。
往々にしてよくあるのが、こういう盛り上がりが一旦の天井になる可能性ですね。先週は間違いなくナスダックはこの盛り上がりが天井になってしまいました。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
火曜日は月曜日をてっぺんとした動きが序盤から入ります。ヘッジ（いわゆるショート）がナスダックに集中。それの代わりに先週の主役になる公益や医療に資金が入ってくる形。FOMC議事録前で更にブレイナードのQT発言がその動きを加速させたような形になりました。半導体のダウントレンドもこの日から始まっています。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
火曜日の流れがそのまま水曜日に続いた形です。FOMC議事録前にいつも通り一旦のヘッジカバーが発生しましたが、その後は上下に動き最終的には火曜日の流れを引き継ぐようにナスダック売り。公益や医療、そしてこの日は不動産が堅調になるセクターローテーションが明確に表れていました。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
ブラード発言がありましたが、結局はセクターローテーションの流れを継続させただけ。午前中はヘッジを解除するために、利確などでダウントレンド、そして午後はその後に流れを調整するかの如く全体がアップトレンドに。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
金曜日はオプションの清算がまず発生しています。よって一旦プットを綺麗にするために、プット解除されたと考えられます。その後はダウは比較的堅いのですが、ナスダックには明確に再度ヘッジが入っています。半導体が特に弱くてダウントレンドがずっと続く形になりました。この日はエネにもローテーションが入っています。
まとめ
では「「セクターローテーション」米国株週間振り返り(4月4日-4月8日）」をまとめていきますね！
さてこのセクターローテの流れが続くのかがまず注目です。もし続くならその代償としてナスダックはそのまま下落になりそうです。
また直近金利の動きが落ち着きがないです。CPIと債券入札でその流れが変わるか。更に金融セクターが非常に弱くて、決算でその流れを否定できるかも注目です。
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