先週は需給相場になっていましたね。先々週の下落からほぼすべて戻して更に最高値を達成する状況になっていました。特にナスダックとラッセルはボラが高い中でショートカバーやパンプが発生して大きく上昇しているのがわかります。
今週は年末で相変わらず需給相場になる可能性があります。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】需給相場とブラックアウト本格化」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
- 先週の各指数
- 先週の各指標
- 米国市場状況（12月23日まで）
- 今週の決算スケジュール
- 経済指標
- まとめ
先週の各指数
今週はテックとラッセルが好調でした。需給相場で薄い中になるとリスクオンの状況において特にボラティリティが高い分野が上昇が大きくなるというのが良くわかります。大型はテスラが15％以上の上昇。小型はグロースもバリューも大きく上昇していました。
逆にリスクオンの状況になるとダウ系が動きが緩やかになっています。また後述していますが、セクターにおいても手堅い生活・公益・不動産は上昇が緩いというのが良くわかります。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（12月23日まで）
12月23日までヒートマップ
セクターでは一般消費財とハイテクが最も強い週でした。一般消費財はヒートマップを見ればわかる通りテスラが圧倒的に上昇しているのでそれに引っ張られています。また旅行関係のブッキング会社も好調でした。ハイテクはアップルやマイクロソフトもそうですが、特に半導体などの分野も好調なのが上昇を牽引しています。
最も不調だったのが、公益・生活必需品・不動産です。ヒートマップを見ると赤が多いですが、どちらかというと大型より小型が好調な週だったので、小型がプラスに引っ張ったと言えそうです。
金融はQ4決算予想が控えめですし、更にブラックアウト期間にはいっているので、少しこのままの状況が続く可能性もありそうです。ちなみに今週からテック大型もブラックアウト期間に入ります。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
今週は決算は無しです。
経済指標
入札）
12月27日（月）2年債入札 米国中西部時間12時
12月28日（火）5年債入札 米国中西部時間12時
12月29日（水）7年債入札 米国中西部時間12時
経済指標）
12月30日（木）中古住宅販売成約指数 11月 日本時間24時
シカゴ時間水曜日の9時
12月30日（木）週間石油在庫統計 12/18 – 12/24 日本時間24時半
シカゴ時間水曜日の9時半
まとめ
では「需給相場とブラックアウト本格化」をまとめていきますね！
さて今週ですが、指数系の投資の場合はまーゆっくり見ててもいいんじゃないでしょうか。年明けてからで十分な気がします。個別株投資をしてる人はグロース系がもしかしたら上昇してくる可能性があるので、注意してみておくのはアリだと思います。
年末年始で出来高は大きくはならないと思うので、銘柄選定をじっくりする時間でもありな気がします。最後の週頑張りましょう！
先週のコメントです。備忘録
今週は金曜日はお休みです。また流石に機関投資家の動きも少なくはなると思います。ただそれによって出来高が薄くなるとラッセルなどはボラティリティが高くなる可能性があります。
また決算がそれなりに大切な企業の決算が控えていますので、その影響も注視したいです。NKE・MU・KMX・CCLなどです。その分野の動向に影響を及ぼす事も考慮していいかと。とにかく焦らずにコツコツですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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