なぜEコマースなのか
レイチェルさんの クリスマス企画に参加させて頂きました。筆不精ですが、今日はがんばってブログを書きます。
今回は身近なハイテク業種についてフォーカスします。普段アメリカでお世話になっている(店舗なしの)米国のEコマースを全体からズームアウトして全体からみたEコマース銘柄をざっくりと紹介したいと思います。
くだらないオチですが、付き合って読んでいただいたら嬉しいです。
アマゾンといえば、誰でもEコマースと瞬時に答えられますが、ここ数年の間に色々なEコマース企業が上場しました。
米国内にはまだ多くの非上場のEコマース企業があり、新しいEコマース企業がどんどん増えています。


目次
Eコマース成長率


アマゾンの出現と共に、Eコマースは大きく成長してきました。
スマホ普及後は、いつでもどこからでも購入できるより便利なものになりました。
販売者にとっては、コストがかかる店舗がいらない、経営分析やマーケティングに置いて、デジタル可視化が非常に容易な、後戻りのできない販売チャネル(売り場)となっています。
また、多くのメーカーや小売店がEコマースに軸足をシフトしつつあり、Eコマースの売上が実店舗を凌駕しつつあります。
Eコマース成長率 2017年〜2025年まで (予想)
※グラフをタップすると詳細が出ます。
No Data Found
コロナ感染によって人々は巣篭もり状態となり、Eコーマースで買い物を余儀なくされたため、売上が一気にぐんと伸びました。
しかし、アメリカでは2021年春頃から、ワクチンが普及されて人々が外に出かけるようになり、再びショッピングモールやお店を訪れるようになってから、Eコマースの成長率は鈍化しはじめました。
その結果、通年や次期のガイダンス予想を外し、2021年後半に下落した銘柄もありました。
しかしながら、上記の予想でもわかるように、Eコマースの拡大は終わってはいません。
逆に見れば、一時的なトレンドから外れたEコマース株は、長期投資としての買いのチャンスなのかもしれません。
アメリカ国内Eコマースシェア( 店舗のある企業含む)
※グラフをタップすると詳細が出ます。
No Data Found
Eコマース売上 2021年( 店舗のある企業除く)
※グラフをタップすると詳細が出ます。
No Data Found
今のEコマースにおける市場シェア、売上高となります。
アマゾンやアリババが競合他社を大きく引き離していることもEコマースの特徴です。
初期にAmazonが現れ、書籍を手始めに先駆者として圧倒的なシェアを占めました。後追い企業は、同じ土台では勝てないこともあり、ペットオーナー向けや手作りに特化した販売サイトなど、ターゲットやカテゴリを特化した販売戦略で進出してきました。
クラウドAWSがアマゾンの収益の下支えとなっていることも、他社と異なるところです。AWSの安定的な利益をベースに、さらにEコマースを拡充させています。
今までアマゾン、アリババが一つ頭を抜いていたのですが、ここ2年あまりでマスク販売を武器にしたEtsy、巣篭もりでインテリアの需要をバネに一気に躍り出たWayfaire、Eコマビルダーで圧倒的な力差を見せたShopifyがコロナの逆風を受けて、急激に成長してきました。
Eコマース (新品) マップ
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Amazon AMZN
説明不要のEコマース王者。プライム登場により、他の追従を許さないほど。AWSなどで安定的な利益を出している。
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Etsy ETSY
手作り品のマーケットプレイス。手作り品だけではなく一般商品も販売。ユニークなインテリア製品が多い。
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Wayfair W
インテリア中心のマーケットプレイス。家具の他、タイルやフロアリングなど内装建材も販売している。サンプルを送ってくれる。
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Chewy CHWY
ペット用品専門のEコマース。ペットに特化していて、ペットの詳細を入力できる。ペットの餌などを定期購入する場合に便利。
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WISH WISH
アリババと似ていて、アジアからの売り手が多いマーケットプレイス。格安製品中心。配送期間や製品の質に批判が多かったこともあり、改善中。マーケ費を抑える戦略に転換。
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Overstock.com OSTK
家具やインテリア中心のEコマース。
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Alibaba BABA
中国発のマーケットプレイス。品揃えが多い。バルク買いができる。WISH同様、配送期間がかかる。
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Stitch Fix SFIX
AIを使ったコーデネートセットで服の販売をしている。
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Flowers.com FLWS
生花を配送してくれるプラットフォーム。チョコレートなども販売している。
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Boxed BOXED
コストコのオンライン版のようなEコマース。バルク売りしている。
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Newegg NEGG
老舗パソコンパーツオンライン販売。長い間株価が低迷していたが、コロナの追い風で息を吹き返した。
上記のサービスは普段日常でも使っているほど、身近なものです。(BoxedとFarfetch以外)
SearchNodeからのアンケート調査によると、消費者は、オンラインショッピングの際には、信頼度と価格、送料を重視してプラットフォームを選んでいるとのことでした。
WISHが品質改善に、アマゾンがレビュー改善に取り組むようになりましたが、広告をバンバンうって、新規ユーザーを獲得するような成長の時代が終焉を迎える中、どのようにして新規ユーザーを獲得するのか、既存のユーザーを抱え込むかが鍵になりそうです。
Eコマース (中古品) マップ
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Ebay EBAY
老舗の中古マーケットプレイス。ありとあらゆるものを扱っている。日本で言えばヤフオクやメルカリ。以前Paypalを買収したことで、フンテック成長を促す転機にもなった。
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The Real Real REAL
高級ブランド品を扱うマーケットプレイス。以前偽物騒動があり、以降The RealRealは、AIを度運輸して商品認証プロセスを全面的に見直している。
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Poshmark POSH
個人ユーザーが中古服を販売できるマーケットプレイス。メルカリにSNS機能がついたような感じ。ユーザー同士のつながりが深い。
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ThredUP TDUP
古着をTheadUPに送ってしまえば、TheadUPが査定し、商品を売ってくれる販売と引き取りEコマース。一点一点販売するのが面倒というユーザーに向いている。BOOKOFFのオンライン版のような感じ。
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1st DIBS
アンティーク製品を扱うEコマースです。絵画やアンティーク家具など古くて価値のある製品が取引されています。
中古Eコマースといえば、ebay でしたが、こちらも上記マップと似たように、ターゲットを絞ったり、特色を出すEコマースショップが増えてきました。
たとえば、POSHとTDUPは一見同じに見えますが、POSHは自分で出品する&SNSのように、ユーザーつながりを大事にし、TDUPはユーザーの便利性を重視し、TDUPに服を送れば後は全部TDUPが販売を行なってくれるという流れになっています。
中古市場は、C2C(個人と個人)となり、よりインタラクティブな動きのあるマーケットだと思います。
Ebay以外のこの企業は今年IPOした企業です。
非上場ではOfferUPなどの有名どころもあり、今後とも様々な中古販売企業がIPOしそうです。
Eコマース (中古車) マップ
中古車サイトの市場は日増しに大きくなりつつあります。特に今は半導体不足で、新古車がすぐに購入できず(予約数ヶ月まち)、中古車を買う人たちが増えています。
上記のプラットフォームでは360度で車体や車内をチェックすることが可能ですし、エリア内なら試乗もできます。納車サービスもあります。
Eコマースで車を購入することが、益々一般的になりそうです。
Eコマース (ビルダー) マップ
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Shopify SHOP
ここ4〜5年で台頭してきたEコマース専用のビルダー。PLUSなどで大規模も対応。サードパーティーのアプリが充実している。使いやすいUIが特徴。初心者〜中級者向き。PLUS(中級〜上級向き)
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BigCommarce BIGC
Shopifyと同じEコマース専用のビルダー。SEOや付属のAPIが充実している。Shopifyよりフィーは安め。中級者向き。
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SquareSpace SQSP
クラウドのホームページ制作ビルダー。洗練されたテンプレートが充実し、モバイルフレンドリー。飲食店が多く使っている。初心者むき。
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WIX WIX
老舗のクラウドビルダー。クラウドホームページとして始まったが、Eコマースや掲示板、イベントなどさまざまな機能を追加して、多様な用途で使えるようになった。初心者向き。
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Adobe ADBE
MagetoをAdobeが買収。機能が豊富で、大規模な店舗や複数の店舗にも対応可能。Adobeプラットフォームを使いながら、制作と運営ができる。初心者には不向きだが、本格的なEコマース運営には適している。プロ向き。
※評価:試しに使ってみて独自に判断しています。
Eコマースビルダーのマーケットシェア
No Data Found
より自由に、低コストで販売ができる、自分で作れるビルダー式のEコマースです。
ここに挙げているEコマースのプラットフォームは、サーバーなどを導入する必要がないので、誰でも気軽に無料から(1部を除く)独自の販売サイトを作成できます。
また、APIを使って他のツールと接続したり、SNSとも接続可能で、拡張性があるのが特徴です。
自由、低コスト、拡張性などの利点から、競合は増えますが、Eコマプラットフォームは益々普及されるものと見ています。
どれを買うべき?

信頼を持てるEコマースならば、ウォッチリストに登録して、その後は、ビジネスモデル、チャート、財務状況や経営者、バリュエーション、企業評価、アプリ評価、プロの意見(アナリスト評価)などをもとに決めればいいと思います


イナゴもアリかと思いますが、ツィッターにいるようなブタまるのような素人ではなく、信頼のあるプロ、もしくはその銘柄を業務で使っている人を参考にするか、もしくは確信がもてるまで自分で調べるといいと思いますよ





米国株式市場全体カバーするETFのVTIか、S&P500をカバーするVOOにするわ




参照元
https://www.statista.com/
https://searchnode.com/