先週は結果的には全指数が上昇した週でした。オミクロン懸念が緩和されて、そのショートカバーもありつつも大型に資金が偏り、ただ水曜日と木曜日はCPIを控えて出来高が薄くなったら、今度は小型株のパンプとダンプが発生、そして金曜日のCPIがマーケットの想定通りとなれば、最後は大型が全体的に買われて終わるといった形でした。
そんな中で今週のイベントや注意点などをチェックしていきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】FOMCとSQに注意しよう!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 先週の各指数
- 先週の各指標
- 米国市場状況(12月10日まで)
- 今週の決算スケジュール
- 経済指標
- まとめ
先週の各指数
先週はダウが強烈な上げ、そしてナスダックも記録的な1日の上昇が発生しています。指数が非常に強く、特に大型に資金が集まってる状況でした。ラッセルも週間では上昇していますが、ただグロース系は強烈に売られてる局面が多かったので、ラッセルはバリューに偏っていましたね。
セクターを見ても分かるのですが、バリューとグロース関係なく大型で今後も収益が期待できそうな企業に徹底的に資金が偏ってたのが先週といえそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(12月10日まで)
12月10日までヒートマップ
セクターを見ていくと、ハイテクとエネルギーが最も上昇していることになります。全く違う分野ですが、バリューでは原油価格と連動してエネルギー。そしてグロースではGAFAMの中で特にアップルとマイクロソフトに資金が集まってるという偏りがみえます。
金融ではVやMAといった最近不調だった銘柄が大きく上昇。ヘルスケアも大型のUNHが上昇といったように、今後も安定的に利益を出す可能性が高い企業に資金が集まったといえるかもしれません。
最も上昇率が低かったのが一般消費財、テスラやアマゾンはそれほど上昇していないですし、足を引っ張った形といえそうです。NIKEもマイナスになってますしね。ただ一般消費財は基本的にコストインフレを価格に転嫁できるので不利は生じないと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
経済指標
入札)なし
経済指標)
12月14日火曜日 22時半 生産者物価指数(PPI)
FOMCスタート
12月16日木曜日 2時半 FOMC内容公開
米国東部時間15日水曜日14時
米国中部時間15日 水曜日13時
12月17日金曜日クアトルブルSQ
まとめ
では「【米国株の週間展望】FOMCとSQに注意しよう!」をまとめていきますね!
纏めてみましたが、今週はFOMCに注目となります。そしてそこからのクアトルブルSQに入っていきます。金利は1.4後半で1.5を超えるかどうか。原油は70を超えてかなりリスクオンに入ってると思うので、その2つの動きに注意したいですね。
また今週から金融の自社株買いがブラックアウト(無くなりはしないですが、非常に少なくなる)となると、大型の自社株買いの買い支えもなくなるので、もし調整があった場合は直ぐ反発すると楽観しすぎは注意したいところです。
先週のコメントです。備忘録
今週はそんな中でCPIが金曜日に待ち構えています。ただそれ以外にも注目しておきたいイベントもありますし、また調整の様に見えても本気で調整ならダウやナスダックのアップルなどが下落するかどうか、この辺りも注目していきたいと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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