米国株はナスダック強い!ダウ+0.5% ナス+1% SP500+0.72% ラッセル+0.11% もみ-0.15%。悪指標がマーケットの需給を強くした日です。
正直ミシガン大学消費者信頼感指数の悪さがどういうポイントでマーケットの需給を強くさせたかの理由は分からないですが、特にハイテクをメインに今日は強かったです。
米国株投資家もみあげの「米国株はナスダック強い!ミシガン大学関係なし?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- ミシガン大学消費者信頼感指数
- 各種指標の動き
- 各種指標
- 各種指数の動き
- チャート
- 各種サイズの変動率
- SPY出来高
- QQQ・出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
ミシガン大学消費者信頼感指数
ミシガン大学消費者信頼感指数(11月)
現況指数
結果 73.2
予想 前回 77.7
先行指数
結果 62.8
予想 前回 67.9
一年期待インフレ率
結果 4.9%
予想 4.9% 前回 4.8%
2011年以来の低水準という事です。ただこの数字が逆にマーケットに株を買わせる形になっていました。
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は天然ガスが大きく下落。原油も下落です。
金利)
10年金利は1.2bps上昇です。
・実質金利 1日前-0.60→本日-0.59
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲7.76%(16.29)
・HYG+0.03% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
寄り底というか、かなり下落するのですが、オプションのアンワインドもあり、反発。更にミシガン大学消費者信頼感指数が最悪でもそこから更に上昇でした。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
ハイテクグロースが強めでした。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は上昇。売り買い交錯からの最後の大きな買いです。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は淡々と入ってました。
中小株出来高
ラッセルは売りが大きくそこからの持ち直し。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
小型だとUPST・DASH・KOSU・FTCHなど特に統一感なく、グロース系がド力というと上昇。逆に大型はグロースが完全に優勢でした。
下落セクター)
テスラはイーロン氏の株式追加売却ニュース。エネルギーなどが軟調でした。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+1.04% 1日前▲0.03%)
→アップルは出来高上昇。出来高大きく入っています。
AMZN:パフォ(本日+1.52% 1日前▲0.27%)
→アマゾンは出来高ちょっと上昇。
TSLA: パフォ(本日▲2.83% 1日前▲0.42%)
→テスラは出来高は変わらずですが、売りが淡々と。
まとめ
では「米国株はナスダック強い!ミシガン大学関係なし?」をまとめていきますね!
アップルが実は主導で最初は指数を引っ張ってました。やはり自社株買いもあるしこの手の銘柄は落ち切らない気がします。そしてマイクロソフト・FB・GOOGLも続き、テスラは不調もハイテク大型がマーケットを牽引です。
悪指標が需給を改善させる理由を今回は抜きにして、とにかく機関投資家はまだ買いたい理由があるのは間違いなさそうな感じでした。この流れが来週も続くか注目ですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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