米国株はヘッジ解除!ダウ+0.3% ナス+0.47% SP500+0.41% ラッセル-0.6% もみ+1%。今日はオープン時にエネルギー関係が下げて、一旦のヘッジ解除を発生させたと思います。
特に中国系はショートが溜っていたのもあってあらゆる銘柄が上昇していました。ただ午後に入ってから原油や金利が上昇してからは利確モードで更に雇用統計前のヘッジが再度入った形になったと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株はヘッジ解除!雇用統計前に再度ヘッジも」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各種指標の動き
- 各種指標
- 各種指数の動き
- チャート
- 各種サイズの変動率
- SPY出来高
- QQQ・出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。天然ガスや原油はオープン時には下落していたのですが、下記のツイートもあって上昇です。
原油が上がったわけ
燃料価格を抑えるために、石油備蓄を使うする計画は今はないとエネルギー省が発表したからだそう。
天然ガス不足で冬に向けて原油の需要が増えると予想されている。
「米政府は、石油価格を安定することを望んでいて、価格が高騰すれば、OPECに圧力をかけるだろう」と専門家。 pic.twitter.com/H7V7mUoNHx
— ブタ丸🐽米国株情報 (@Butamaru_Butako) 2021年10月7日
金利)
10年債金利は5.2BPS下落です。
・実質金利 1日前-0.34→本日-0.31
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲6.95%(19.54)
・HYG+0.01% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は寄りから上昇も午後から明確に弱くなりました。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は小型のグロースが特に強かったです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大きく下落です。ショートカバーだというのがよくわかります。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は下落です。こちらもショートカバー
中小株出来高
ラッセルも出来高は大きく下落。こちらもですね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
テック系や特に中国株が強かったのがわかります。小型グロースも強いですが、直近好調だったDOCSやPLTR・UPSTなどは強くないです。これはショートが溜ってないからだと考えられます。
下落セクター)
公益や金融一部が弱いです。素材なども軟調だったのですが、午後からの原油やガスの切り返しで復調しました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+0.91% 1日前+0.63%)
→アップルは出来高は大きく下落。ショートカバー感でています。
AMZN:パフォ(本日+1.24% 1日前+1.27%)
→アマゾンは出来高変わらず。こちらも同じ。EC少し強めでした。
TSLA: パフォ(本日+1.39% 1日前+0.28%)
→テスラは出来高上昇。ちょっとした噂が広まってました。ポジティブな。
まとめ
では「米国株はヘッジ解除!雇用統計前に再度ヘッジも」をまとめていきますね!
債務上限問題は下記ツイート通り一旦先延ばしになったので、これは懸念材料が1つ無くなった事になります。
🇺🇸債務上限引き上げ
予定引き上げ幅は$4,800億
*『12月3日まで政府が責務を果たすのに必要な額』
*政府つなぎ予算も12月3日まで
*12月4日以降は不透明
Schumer Says Deal Struck to Extend Debt Limit Into December – BBG https://t.co/OEgaIid7Yn
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) 2021年10月7日
ただ問題はエネルギー価格と金利ですね。エネルギー価格はマーケットを非常に不安定にさせます。この辺りはウォッチしたいです。そしてヘッジとカバーの繰り返し、今日のヘッジは明日の雇用