米国株はリバランス!ダウ-1.59% ナス-0.44% SP500-1.19% ラッセル-0.94% もみ+1.5%。リバランスありつつ、更にコストインフレが重しになりバリューが沈んでます。
とりあえず繋ぎ予算が決まって12月までは国会閉鎖は無くなりました。債務上限問題は棚上げ、ただし小売り企業の決算などからもコストインフレが株価に重しになってる感じはします。
米国株投資家もみあげの「米国株はリバランス!スタグフレ懸念が重しに」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各種指標の動き
- 各種指標
- 各種指数の動き
- チャート
- 各種サイズの変動率
- SPY出来高
- QQQ・出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は天然ガスは暴騰。昨日の反発かもです。ただ。。これ良くない事ですが。原油はOPECの件、更に中国が買占めも始めてるという報道でマイナスから反発です。
金利)
10年債金利は4.7bps下落です。リバランスの影響だと考えられます。よって金利が上げどまったとは考えない方がいいと思います。
・実質金利 1日前-0.28→本日-0.29
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+2.57%(23.14)
・HYG▲0.11% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日も見事な寄り天になってしまいました。午後にはリバランス一巡で戻し始めたのですが、最後は高値を否定するかのように強烈な売りとリバランスが再度入っています。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日もグロースがマシといった形です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高はまた急増です。これがリバランスの大きさを物語っています
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高も増加です。ただSP500ほどじゃないです。
中小株出来高
ラッセルの出来高も増加です。ただこれもQQQと同じ感じです。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
上昇セクターは一部素材系や、環境系です。(インフラ法案が先延ばしになってヘッジアンワインドかと)、良くないのが素材系がちっとも下がらない事ですね。
下落セクター)
分かるようにバリュー系が徹底的にやられています。実は米国中古自動車販売の最大手のKMXが決算でこけて、-10%以上。DLTRも昨日上昇しましたが、今日はスタグフレ懸念で-5%。バリュー系はこういった重しに完全にやられています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲0.93% 1日前+0.65%)
→アップルはまだ耐えてる方ですが、リバランスでやられています。
AMZN:パフォ(本日▲0.49% 1日前▲0.45%)
→アマゾンというかECは比較的強めでした。
TSLA: パフォ(本日▲0.75% 1日前+0.48%)
→テスラは出来高減少ですが、こちらもまだ耐えてる方です。
まとめ
では「米国株はリバランス!スタグフレ懸念が重しに」をまとめていきますね!
今日はリバランスもあり、原油の反発もあり、更に最後はもう1発リバランスもあり、スタグフレ懸念もあり、更に繋ぎ予算も可決されたりと大きな流れが沢山ありました。
ただ言える事は金利は一旦リバランスで下がっただけ、更にスタグフレ懸念も解消されてないという非常に不安定な状況なのは間違いないです。よってまだまだ慎重に見極めていく方が無難だと考えます。
*投資判断はあくまで自己責任で
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