米国株はリスクオフ!ダウ+0.16% ナス-0.7% SP500-0.33% ラッセル-0.55% もみ+0.8%。今日の上昇銘柄を見ると、まるで景気不安やコロナ渦中と勘違いしそうな形です。
金曜日にも関わらず今日は出来高が非常に高くなっています。SQ(オプションなどの清算日)でレバレッジで上昇した銘柄が下落して、更に債券買いで中小株削減の流れが続いていました。
米国株投資家もみあげの「米国株は3連続リスクオフに!SQでGAFAMも低迷に」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各種指標の動き
- 各種指標
- 各種指数の動き
- チャート
- 各種サイズの変動率
- SPY出来高
- QQQ・出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日も原油関係は下落しています。景気不安のようですね。
金利)
10年債は▲0.5BPSのマイナスです。基本債券は買いですが、非常にやる気がない状況でした。
・実質金利 1日前-0.39→本日-0.40
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+8.47%(18.45)
・HYG▲0.14% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ、NDAQはナスダック、IWMはラッセル、SPYはS&P500、ARKKはアークとしてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
上昇したのは序盤だけ、途中からどれもこれも下落しているのがわかると思います。引け間際もカバーがほとんど戻り売りされていました。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日もリスクオフです。特にラッセル系は最近ずっとこの傾向が続いています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は増加です。シクリカル系が特に売られていて、それが大きく出来高を増加させています。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は下落です。今日はナスダックも売られていました。GAFAMが特に売られています。
中小株出来高
ラッセルは出来高は減少です。売り買い交錯しながらも終日売られてるような状況です。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日ワクチン株・公益など、今がコロナ状況なの?と勘違いするような状況になっています。ほとんどの銘柄が売られています。
下落セクター)
今日特に酷かったのが、金利影響をもろに受けるシクリカル銘柄達です。GAFAMは添付の記事にあるように、SQによってオプションのコールがアンワインドされて、それによって逆にダンプされていました。
www.zerohedge.com
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲1.41% 1日前▲0.45% )
→アップル出来高は下落です。アップルは完全にオプションコールアンワインドからのダンプです。
AMZN:パフォ(本日▲0.96% 1日前▲1.37%)
→アマゾンもアップルと同様です。
TSLA: パフォ(本日▲0.98% 1日前▲0.43%)
→テスラはアーク系が比較的マシだったので、途中パンプされていましたが、最後に売られています。
まとめ
では「米国株は3連続リスクオフに!SQでGAFAMも低迷」をまとめていきますね!
これで今日で3日連続でリスクオフになりました。今日はSQがもろに影響していました。オープン時は上昇かと思わせておいて、オプションが処理されたら、そこから終日ダンプです。中小株やシクリカルは問答無用で売られていました。債券買いでポジション削減ですね。
来週はFOMCもあるし、この流れが続いてしまうのか注目です。金融緩和これ以上はしようがないし、決算が転機になりそうですけど、少し不安です。
後相場関係者が夏休みに入ってるという話もありますが、ヘッジファンドなどは活発に動いてると思いますよ。出来高や場中のボラみてたら休んでるなんて到底思えません。
*投資判断はあくまで自己責任で
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