米国株はリバウンド！ダウ+0.93% ナス+0.37% SP500+0.82% ラッセル+0% もみ-2%。今日は寄り付きからほぼ全面的に下落しましたが、最終的には全指数が戻す形になっています。
ハイテクグロースと環境・EV以外はほぼ全て上昇したと言っていいんじゃないでしょうか。それらの銘柄はリバランスされていて、その分が今回の戻しに回ったかのような感じでした。
出来高も昨日の2倍ですが、ナスダックだけほぼ変わらずなのが象徴しています。
米国株投資家もみあげの「米国株はリバウンド！全指数が上昇も中身は千差万別」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
- 各指数関係の動き
- 各指数
- SPY出来高
- QQQ・VOO出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.55％(204.14→205.25)
・原油価格65.29→64.97ドル/バレル
・ゴールド1787.7→1814.5(+1.53%)
・5年債0.795→0.811(+2.74%)+1.6bp
・10年債1.571→1.570(▲0.22%)▲0.1bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.18→本日-0.16
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+4.59%（19.15）→▲3.97%（18.39）
→VIXは一時20を超えていました。
・HYG+0.20%→▲0.03% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
指標は今日の動きは殆ど関係ない気がします。リバランスが継続していて、それが理由で単純に売られて、それによって戻した。本当にそれだけな気がします。特に理由をつけるよりも機関投資家のポジションの問題だと思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日の2倍です。今日は売られた後に急激に買戻しもあったために出来高が大きく上昇しています。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は昨日と同じ、ハイテク系は戻しましたが、ハイテク中小は買われていないというのがわかります。
VOOの出来高も昨日の2倍です。
中小株出来高
ラッセルの出来高も2倍です。中小株は一時▲１％近くから、引けにかけてマイナスが無くなっている為、急激な買戻しがありました。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
大型はほぼ全て上昇していると言っていいと思います。特に強かったのは金融系などでした。環境はRUNだけが上昇。GAFAMは全部それなりでした。
下落セクター）
一部決算がダメだった銘柄。ハイテクグロースはほぼ全て下落。環境・EVはRUNを除いてほぼすべて下落と。中小の成長株だけほぼ置いてきぼりの状況になっていました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日+1.28% 1日前+0.2%）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→アップルは出来高は下落です。今日は売りもありましたが、比較的最後は持ち直していました。
AMZN：パフォ（本日+1.10％ 1日前▲1.25％）
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンは出来高は上昇。アップルと同じような状況でした。
TSLA： パフォ（本日▲1.10％ 1日前▲0.39％）
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→テスラは出来高は増加です。とはいえ、他の大型と違ってテスラは大きく戻すことはなかったです。
まとめ
では「米国株はリバウンド！全指数が上昇も中身は千差万別」をまとめていきますね！
今日は寄り付きからほとんどの銘柄が下落して、そこから強弱付きながらも大きく反発した日です。このボラティリティを見ると本当に今のマーケットの難しさを感じます。
もし今日がリバランスの最後だったら、明日はハイテクグロースなどが上昇するのですが、逆にオールドが強すぎる状況なので、そちらが下落しての調整パターンもあり得ると思います。
相変わらず慎重に投資を継続した方がいいとは思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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