米国株は急落の全面安!ダウ-0.46% ナス-3.02% SP500-1.48% ラッセル-2.95% もみ-2.2% 。昨日パウエル議長がマーケットに釘をさしましたが、そんんな事知らないといった感じで金利が上昇して一気にマーケットが急落しました。
今日は酷かったです。オープン前から金利が上昇していき、ダウ以外は全てマイナス状況。寄り付きにおいては少し戻しそうになりましたが、そこからロンドン時間を経過してほぼ全ての銘柄が下落という状態になってしまいました。
米国株投資家もみあげの「米国株は急落の全面安!またも金利上昇に歯止めかからず」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 各指数関係の動き
- 各指数
- SPY出来高
- QQQ・VOO出来高
- 中小株出来高
- マーケット状況
- セクター状況
- 主要銘柄の状況
- まとめ
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲2.87%(192.68→187.14)
・原油価格64.51→59.53ドル/バレル
・ゴールド1744.5→1736.1(▲0.48%)
・5年債0.798→0.860(+7.78%)+6.2bp
・10年債1.648→1.706(+3.54%)+5.8bp(1bp=0.01%)
→一時1.754まで上昇
・実質金利 1日前0.02→本日0.07
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲1.2%(19.79)→▲2.8%(19.23)
・HYG▲0.23%→+0.14% (炭鉱のカナリアとして、目安とて▲1%が発生したら警戒)
正直金利がどうしようもなく安定しません。昨日やっとショートカバーされたと思ったら、今度は大量の売りで一気に上昇です。それに伴ってマーケットのボラティリティも増加。VIX指数も急上昇していました。更に問題なのは原油価格まで下落したことによって、オールド系まで弱くなってしまった事です。これでマーケットに歯止めがきかなくなって今日は一気に急落していました。唯一ビットコインだけはなんとかキープになってました。
原油の出来高は去年の3月・4月レベルだそうです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大きく上昇です。これは完全に売られた形になります。終日昨日買われた分が全て売られたような形になっています。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も上昇です。昨日分をこちらも綺麗に売られた形になります。本当に投資家泣かせです。
VOOの出来高は上昇です。こちらもSPYと同様ですね。
中小株出来高
ラッセルは出来高は上昇です。こちらが本日最も売られたと思います。ラッセル系はグロースもバリューも両方大きく売られていたと考えられます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
上昇セクターは金融とヘルスケアと資本財の一部です。というかこれ以外の株式は殆ど下落したんじゃないかという位あらゆる銘柄が売られていました。
下落セクター)
下落セクターは上記以外全てです。特にグロース系の中小株はまたもや暴落レベルで下落していました。昨日からの反動で特にひどかったです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲3.39% 1日前▲0.46%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は下落しています。昨日アップルはそれなりに売られたからでもありますが、今日は更に下落していました。
AMZN:パフォ(本日▲3.44% 1日前+1.42%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日より上昇です。昨日より更に大きく売られてしまった形になります。
TSLA: パフォ(本日▲6.93% 1日前+3.68% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より下落です。とにかくテスラは終日売られていました。出来高は昨日より減少しているのに、下落率は昨日の2倍となっています。
まとめ
では「米国株は急落の全面安!またも金利上昇に歯止めかからず」をまとめていきますね!
株式相場は昨日で少し好転した可能性もあったと思いますが、見事に債券市場が不安定すぎて、株式市場も直ぐに急落する状況になっています。またSQ前で原油価格も下落しているのが株式市場の下落に拍車をかけた感じです。
特に中小株はコストインフレによって業績が圧迫されることも予想されています。いままである意味マーケットを引っ張ってきたラッセルが最も脆弱になってきてるので、その辺りにも注意していきたいですね。しばらく状況が落ち着くのを待つのも有りだと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers cros