前回は2020年米国株投資の振り返りの前半戦として前編を主観もいれて記事にしてきました。僕としては2020年の振り返りがないと2021年の戦略を設定できないと考えたからです。
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もちろん今回のまとめの中では主観もはいっています。よってこの内容を全て鵜呑みにして欲しいと思ってるわけではないです。ただ僕の投資家としての考えでどんなアクションをとったかなど、参考になれば非常に嬉しいです。
米国株投資家もみあげの「米国株2020年振り返り 成功と失敗(後編)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 2020年の振り返り目的
- 2020年後半振り返り
- 2020年7月
- デイトレの失敗
- 2020年8月
- 2020年9月
- 2020年10月
- 2020年11月
- 2020年12月
- 米国株の成功と失敗で学んだ事
- 半身を入れておく
- 情報は客観的に
- 成功は運・失敗は必然
- ステージの違いを理解する
- まとめ
2020年の振り返り目的
前編では特にコロナショック前後の自分の変化を書いていました。特に活動や投資方針の変化がわかる内容になってると思います。
後編は7月からの事象なのですが、特にその中で気になった点をピックアップしていきたいと思っています。
2020年後半振り返り
2020年7月
2020年7月は徹底的に一度自分のポートフォリオを見直してました。この頃からBarronsやseeking αも真剣にチェックし出したと思います。チャート関係も今まではファンダが読めればチャートは出来なくても問題ないと発信してましたし、長期ホールドならチャートは関係ないと言った自分の意見もあったのですが、それでは駄目だと考えだして、チャートの勉強もスタートしていました。
チャートに関しては誤解をしていた部分もあって、レンジ相場で上下を取るために使うのがメインと考えていてしまったのですが、チャートは株価以上にその銘柄の現状を伝えてくることがある。そしてチャートを見るようになって需給という事を強く意識し出すことができました。
どんな素晴らしい銘柄でも需給が集まらなければ株価は上昇することはない。需給が株価の上下を決める。そんな基本的な事から再度学び出していってたと思います。
そしてチャートを使ってできるだけ効率的なインとアウトのタイミングを考えたい、資産効率を上げたいと思いだしたのもこのころです。
またこの時に「もみあげ流米国株投資講座」の下書きにはいっていて、一旦今までの自分の知識・情報を整理する機会を頂いたのも大きかったと思います。今まで自分が銘柄分析してきた内容のどこが正しくて間違っているのか、投資のリターンを上げるためには何が必要なのか。などを自分で文章を書きながら体系的にまとめていくことができたのは、本当に自分にとっても大きな意味があったと思います。
そして書籍を出すなら「今投資を始める人にとって有用であってほしい」という内容になったのは、自分自身も投資家として実績を出すためという実用性を重んじたからだと思います。
デイトレの失敗
しかし調子にのるんですよねー。こういう時って、どんどん成績が良くなってきてる気がしてきて、もっと成績を上げたい!もっと資産を一気に増やしたいと思って調子に乗っちゃったんです。
デイトレードに手を出してしまった時がありました。これは一部ツイッター上でも注目されてる【ABUS】という銘柄です。【MRNA】が治験が上手くいってる状況で、【ABUS】がそもそもこの分野に関して権利を持ってると言った内容だった気がします。
そういった状況で【ABUS】が爆上げした時があったんです。1日に2倍とかかなー。確かそれに乗っちゃったんですよね。凄い高値の状況でしかも大きな額で。それがどんどん下落していって、最終的には-30%位まで下落した気がします。
あの時は真っ白になりました。1日で100万円近く吹っ飛ばしてしまった。デイトレードのスピードやそういった銘柄の恐ろしさを本当に痛感した時だったと思います。
(ABUSの件に関しては僕も詳しくは覚えていないので、内容に間違いがある場合はその点はお許しください。)
2020年8月
急激に結果が出だした月だったと思います。忘れもしない【LVGO】が一気に含み益を伸ばしてくれました。2週間近くで含み益が30%近くも上昇するなんて自分の人生では初めての経験です。
そして大幅に動きが遅い銘柄や今まで惰性で持っていた銘柄もどんどん入れ替えていきました。特にハイテクグロース系に偏っていたと思います。ただハイテクグロースも分かっていたつもりですが、どうしてハイテクグロースが上昇しているか、巣篭り銘柄への需給の変化が大きいという部分は分かっていながらも、リスクヘッジは甘かったと思います。
そしてこのころからです。ツイッターで発信してる人の資産額やポジションの取り方が全く違うのに、大きな含み益を出してる人、大きなリターンを出してる人は皆横並びで同じ戦略であればいいと言った内容がおかしいんじゃないかと思い出したんです。
僕も長期的に優良銘柄をホールドするのは賛成派です。S&P500のインデックス投資やQQQ、GAFAMなどですね。でも発信者として、例えば10年前から投資を継続して資産形成が終わってる人、既に含み益が2倍も3倍もつみあがってる人と、直近で始めた投資家に対して同列に投資手法の優位性を語る事の弊害ですね。
この頃から自分自身のポジションをいかに効率よく、そして含み益を大きく作りつつ、利確もしていって、総資産を大きくそして手堅く増やしていくかを考えだします。
銘柄分析に関しても同じ視点です。3月の暴落初期に投資した人の銘柄分析とそうじゃない人の銘柄分析を同列に見る事は時に弊害を感じますし、資産の10%しか投資してない人と、資産の50%を投資してる人、ま